那須でのサッカー教室 ― 2010/02/01
先日、那須で開催された
「大山杯少年サッカー大会」(参加24チーム)において
大会会場である大山小と大山公民館Gの2ヶ所で
私のサッカー教室を実施しました
午前・午後と過密に試合が組まれている
合間での教室にも関わらず
子供たちは、さかんに手を挙げ参加してくれ
驚き・感動・笑いのある教室になりました
この機会に、参加してくれた子供たち
ひとりひとりに、個人技の大切さを理解してもらい
未来に大きく羽ばたいていく
きっかけになってもらえたら嬉しいです…
また、この大会中本部において
私の本(サイン付)を販売させていただきました
今回の教室は、大山FC関係者の皆様の
ご協力のおかげで実現いたしました
本当にありがとうございました!
…大会終了後、近くの芦野温泉を訪れました
この温泉は湯治場として有名で
強アルカリ性の泉質の湯と
ピリピリとする薬草の湯は
体に深~く染み渡りました!
誕生日 ― 2010/02/01
今日2月1日は、私、土屋健二の誕生日です
今年も無事にこの日が迎えられ
皆様に大変感謝しております
これからも、皆様に幸福を与えられるように
毎日を大切に過ごしたいと存じますので
何卒、よろしくお願い申し上げます
日本 vs ベネズエラ ― 2010/02/03
昨日の代表戦を見て…
相変わらず、日本の戦いも面白さに欠ける
その原因は、まず、がに股…いや外股…
これでは、基本的にドリブル中
ボールが足から離れるばかりか
パスが相手に読まれてしまう
次にパスの距離が長すぎる
パスの距離が長くなるほど
ボールを奪われる可能性が高くなる
特に、ラストパスは長いセンターリングではなく
確実に通る短いパスが好ましい
ただ、この際ボールを出す人の
キープ力の高さが必要であるが…
そして、トラップ・ドリブルが大きすぎる
全身に力が入っているために
トラップやドリブル中にボールが足から離れ
容易に相手に奪われてしまっている
概して、日本代表とはいっても
ひとりひとりの技術レベルが高くないために
相手をオチョくるような余裕がなく
単調なプレーが続いているのではないだろうか!
大人になった今でも、もっともっとひとりひとりが
毎日リフティング等のボール扱いの練習が必要だと思う
…例えば、メッシは今でもリフティングのムシです…
本当の芸術 ― 2010/02/06
ただ、テクニックだけを磨いても
それは芸術ではない
ただ、そのものが上手くても
「本物のプロ」にはなれない
その奥にある、
自分の本当に表現したい
優れた思想に基づいて創造すること
この創造こそが、芸術であり
人々を感動させることができる
文学、音楽、造形美術、演劇、舞踊、映画…
芸術と呼ばれるものはいろいろあるが
それらは表現の手段であり
スポーツだって、そのひとつといっていい
芸術は果てしなく限界がない
だから、芸術を追求する者は
もがき苦しむことになるのだろう
世界を感動させることができるのは
ほんの限られた人たち
その中のひとりであるよう…
人々を感動させることができるように
今の苦しみを乗り越えていこう
パスサッカーにこだわり過ぎている ― 2010/02/08
サッカーではパスとドリブル、
両方を使うほうが良いに決まっている
しかし、あえてパス中心のサッカーを
選択しているチームが多い
それは、ドリブルを身につけることは
パスを身につけるよりも相当な練習が必要であり
また、サッカー史上、多くの指導者は
ドリブルを教えるだけの十分なノウハウがなく
より容易に指導できるパスを中心に教えてきた
そして、パス中心のサッカーの方が
育成年代において勝ちやすいこともあってか
パスのサッカーは次第に広まり
年代を越えて、その国のスタイルになった
しかし、このパスサッカーとは
いわゆる「キック&ラン」のサッカーで
やみくもに前に蹴って走る…
いわば、一か八かのサッカーである
本当に強い敵を相手にした時には
全く歯が立たない
しかも、創造性もなくなり
見ていても面白くなく、飽きてしまう
これまでドリブルを軽視した
長年の指導のツケが
今、ここにきて、大いに表面化している
最近ではサッカー人気低迷などという
悲しい記事を見かける…
今後のサッカー界を衰退させないためにも
一人一人の高い個人技をベースに
ドリブルとパスを織り交ぜた
面白いサッカーへの移行を
強く期待します!
映画「オーシャンズ」を観て ― 2010/02/09
映画「オーシャンズ」を観てきた
これは、海とそこに棲む生物を
テーマとした、ドキュメンタリー
大きなスクリーンで見る海は壮大で
自然の圧倒的なパワーの前に
私の微力さを思い知らされる…
終始、臨場感ある海の中の映像で
息が詰まる感じさえする
それにしても、魚というものは動きが柔らかい
無駄な動きが一切なく
実にスムーズに水に溶け込んでいた
これこそ究極の柔らかさだと感心させられる
私が、普段ボーっとしている間も
この地球の広~い海の中では
数え切れないほど多くの種類の生物が
一瞬一瞬を精一杯必死で生きているのだ
エンディングロールでは、
制作に関わったスタッフ等
多くの名前が表示されていた
構想10年、撮影期間4年 使用フィルム470時間
撮影は世界50ヶ所…長い間ご苦労様でした
最後に…
今、この美しい地球上に
生きていることに大変感謝します!
ドリブルとリフティングの関係 ― 2010/02/11
ほとんどの人が、そう思っているのではないだろうか!
私は、ドリブルとリフティングは大いに関係があると思う。
一回一回のボールを押し出す距離、方向、回転の有無の感覚はリフティングそのもの。ドリブルは、まさに水平方向のリフティングではないだろうか!
また、ドリブルには「速いドリブル」と「遅いドリブル」がある。
ピッチサイドや閑散地での「速いドリブル」のボール扱いは、もはや意識ではなく、感覚でのボール扱い。だから、リフティング練習によって、根本的に柔らかい足首を獲得し、ボールを完璧に支配しなければならない。
また、ピッチ中央の密集地での「遅いドリブル」においては、上半身の揺れが必要不可欠。スペースがない分、相手の重心移動を利用し置き去りにしてから抜くしかない。そして、この重心移動を誘うのが、自らの上半身の無意識の揺れなのである。この揺れは、上半身での半端ないリフティング猛練習によってしか獲得出来ないだろう。
この無意識で自然な揺れがあるのが、ペレやマラドーナ、ロマーリオ等の超スーパースターだと思う。
この上半身でのリフティング猛練習によって得た感覚は、出来た者にしか分からない、不思議な感覚。
どうか、このリフティング猛練習をせずに、リフティングを軽視しないでほしい!
(リフティングについては、また後日…)
ホワイトリバーFCでの教室 ― 2010/02/14
福島県白河町のホワイトリバーFCで
私の技術教室がありました
この日は小さな体育館で
午前午後に分け、計80名強の子供たちに
私のコテコテな技術を紹介しました
皆、当日は「だるま市」にも関わらず
私の教室に参加してくれました
このチームは個人技を主体としたチームスタイルで
素晴らしい技術を持った子供たちを多数排出しています
このようなチームが全国各地に存在し
成果を出し始めてきたことが
高校サッカー以後の世代での
全国格差がなくなり始めた要因だと思います
尚、このチームについての詳細は
「Vamos福島」で検索してみてください
ホワイトリバーFCバンザイ!
古河での教室 ― 2010/02/14
茨城県古河市の小学校にて
私のサッカー教室が開催されました
この日は、朝から雪のちらつくあいにくの天気
場所を校庭から体育館に移し
100人強の子供たちに
私の技術を伝授しました
子供たちは皆素直で、私の動きを真剣に見て
表現してくれていました
午前中の2時間という短い時間でしたが
サッカーの楽しさが伝わったかな?
最後に、私の本の紹介・写真撮影・サイン会もでき
充実したサッカー教室となりました
ありがとうございました!
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