ゴール前の精度…聞き飽きた! ― 2013/06/01
敗戦後、日本代表は、いつもゴール前の精度の悪さを言い訳にしている。
私は、ゴール前だけの精度でなく、中盤、バックでの精度も良くないと思う!
サッカーのレベルが上がる程、より高い精度が問われる。
また、よりゴールに近付く程、より高い精度が問われる。
そんなことは、皆、百も承知だと思う。
…けれども、そのための練習は今までして来ているのだろうか?
精度を上げる練習=駆け引きの中でのボール扱いの精度=徹底した全身でのボール扱い(リフティング、ジンガ)をして来ているのだろうか?
一体、何度負けたら、この「ゴール前の精度」改善に、選手一人一人が本気で取り組んでくれるのだろうか!
…残念ながら、今後も幾度となく、この「ゴール前の精度」という言葉を耳にするに違いない!
勝ちたいという気持ち ― 2013/06/06
先日の代表戦直前、選手たちは、「気持ち」を盛んに強調していた。
私は、ただ漠然と「勝ちたい!負けない!」と思っていても、勝てるものでもないと思う。
では、どうしたら?
「どうしたら勝てるか?」を常日頃から、選手一人一人が考えている必要がある。
そして、そのために選手一人一人が常日頃から懸命に努力することが重要である。
…希望、願望は、確かな裏付けがあり、実現されるもの!
常日頃のひたすらな努力によってのみ、自分の望みに信頼性や実感が湧くものである。
だから、日本代表を目指す選手には、来年のW杯まで、常日頃から、自分の思いや最大限の努力を積み重ねていってもらいたい。
…その日のために!
飽きても止めない ― 2013/06/10
ただサッカーが好きという気持ちだけで、個人技練習している人は、大体飽きたら止めてしまう。
しかし、サッカーを好き以上の何かがある人は、たとえ飽きても止めないと思う。
例えば、ライバルに絶対に負けたくないとか、将来絶対プロになるとか、絶対に世界にいく等の強い意思がある人は、日が暮れるまで個人技練習を止めないと思う。
ただ、近年その時間的余裕がない人も多い…
サッカーに限らず何事も、飽きてからが勝負だと思う。
飽きてからの頑張り、根性で、将来が左右すると思う。
土屋健二のユーチューブ ― 2013/06/12
私、土屋健二は、いくつかのユーチューブ動画を持っている。
そして、その映像の中で、私のおおまかなプレースタイルを紹介している。
本当は、私のさらに奥深い究極で繊細な部分も紹介したいけれど…
私は、様々な媒体に自分の映像を提供することを生業としているので…すいません!
私のユーチューブ動画を見て、さらにコアな部分が知りたいと思って頂けたなら、先ずは、本をお勧めします。
6冊の本(DVD付)を出版しているので、宜しくお願いします!
また、本でも満足出来ない方は、私の出張個人指導、または出張サッカー教室、または「ケンジウェーブ」において。
私の心・技・体、余すことなく紹介します。
先ずは、お気軽にご連絡下さい!
リフティング不要論者に告ぐ ― 2013/06/14
様々な理由で、リフティングが要らないという人々がいる。
その理由の一つに、自分のチームまたは近隣のチームが、普段リフティングを盛んに練習しているのに、一向に勝てるようにならない、というのがあると思う。
多分、そのチームは、膝が伸びきった間違ったフォームでリフティングしているか、或いは、リフティング習熟度が低く、未だその回数に反映されていないと思う。
膝が伸びきった間違ったフォームでのリフティングなら、私も要らないと思う。
また、リフティングは、ある程度やり込まないとその成果は出ずらく、インステップ交互で最低500回は出来ないと、自他共に認める明確な成果は出ないと思う。
だから、リフティングは要らないと言う前に、上記をチェックしてみて!
…さもないと、リフティングのその先の世界にたどり着けないから!
コンフェデ2013「ブラジル対日本」 ― 2013/06/16
ブラジルにとってこの大会は、これから始まるW杯、オリンピックに繋がる重要な大会。
この試合、ブラジル代表は、国内の批判を払拭するためにも、終始熱が込もっていた。
案の定、試合は、ブラシルが3対0で日本を圧倒した。
対する日本代表は、多くの選手が、世界トップクラスの敵と対峙して、ビビっていた感じ。
ビビるか否かは、目の前の敵と、技術、体力等を総合的にひっくるめ相対的、本能的に能力を比較して劣っているか否かだと思う。
日本のザック監督が試合後に、「いつもの動きが出来なかった!」と残念がっていたが…
それは、当然のこと。
選手一人一人がビビっていたら、何も出来なくもうお手上げ状態だろう。
今後、日本が世界の強豪国との本気の試合でビビらず対等に戦うためには、体力面はもとより、技術面の更なる向上を期待する。
体力面において敵との差を縮め広げるのは至難の業だが、技術面なら努力次第では何とかなると思う。
世界の強豪国トップ10に常に入るためにも、選手一人一人が先ず圧倒的な技術を!それしかない!
…さもないと、この試合のような悲劇は、今後も繰り返される。
これまでも数年に一度経験させられて来た同じ悲劇を決して忘れてはいけない!
どんなに深いタックルでも… ― 2013/06/25
どんなに深いスライディングタックルでも、ボールを浮かせれば交わすことが出来る。
そもそも、浮いているボールに対しては、スライディングタックルはしない。
よって、浮かせている限り、スライディングタックルによって足を払われる危険性はなくなる。
だから、キープの際、低い高さで構わないので、ボールを常に浮かせておくのも良いかと思う。
もちろん、途中バウンドしても全然、O.K.
また、ドリブルで振り切る際、ゴロよりもバウンドさせて逃げる方が良いと思う。
…でも、ボールを浮かせての対敵動作は、かなり難しいよ!
コンフェデ2013準決勝を見て… ― 2013/06/29
準決勝2試合を見て…
決勝に近づくにつれ、選手たちは、皆緊張し気持ちが先走り、会場の雰囲気も落ち着かず、地に足が着いていない様に見受けられた。
このような雰囲気の中、試合を決定づける選手は、開き直っているか、或いは、普段からの変わり者で周りとは常に違う方向を向いている選手だと思う。
つまり、「な~んちゃって」のプレーが出来る程余裕があり、周りを冷静に観察出来ている選手だと思う。
いづれにしても、このような息詰まる試合で、余裕、冷静になるためには、根本的に、高い身体能力ではなく高い技術が必要になると思う。
将来、重大な試合を決定づけるヒーローになるためにも、技術を磨き続けて!
最近のコメント