スキップはダッシュのトレーニング2017/12/05

スキップ……片足で2回地面を叩き、次の瞬間、逆足を上に引き上げる。

このスキップの動作は、正に、ダッシュのトレーニングになる。

片足で地面を叩き、その反発の力と逆足を引き上げる力を合わせ、斜め上にジャンプ。

そして、このスキップを大きな動作でゆっくりすることによって、足の押す力、腹筋、背筋が鍛えられる。

しかも、このスキップの動きは、サッカーの試合中の様々な動きに応用出来る。


さぁ~楽しくスキップしながら、ダッシュ力を鍛えよう!

インサイドで取られている!2017/12/08

相変わらず、全てのカテゴリーの試合において、インサイドで取られている!

典型的な例は、1対1で相手を抜く際、インサイドで内側斜め前に(対角線上に)ボールを押し出した瞬間に、相手の対角の足のインサイドに合わせられてボールを奪取されている(対角線衝突の法則)。


…ではなく、この場合、アウトサイドで斜め外側に抜くか、どうしても内側に行きたいのなら、軸足の後ろを通すか、軸足を一旦引いてボールを足裏で内側真横に動かすか、だと思う。

この他、相手に不意に突っ込んで来られた際、慌てて同様に斜め前にインサイドでボールを押し出し、同様に奪取されてしまう。

皆、無意識にインサイドで対角線上にボールを押し出してしまっているのだと思う。

…なので、世界中で一向に直らないし、反省もしないのだと思う。

皆さん、撮り貯めてある試合のビデオで、奪取される際、インサイドが関与しているかどうかを、冷静に調べてもらいたい!

実に頻繁に、対角線上の足が衝突しているのが分かるだろう。


この現象が改善されるまで、私は、しつこく飽きずに、事ある度に訴え続けるつもりだ!

直線を曲線で交わす!2017/12/11

相手が直線的に突っ込んで来た時、その交わし方の一例を紹介する。

ここでは、ラグビー的に、その動きだけを説明する。

相手が正面から止まる気配なくダッシュで向かって来たら、自分の手前2メートル位(この距離が重要)のところでどちらか真横にダッシュする。

真横にダッシュすることによって、相手は、それまでの直線的な動きから曲線的な動きになり、自分に近付いて来る。

そして、相手をちょっとでも横にぶっ千切ったら、相手の背中側に、より小さな円を描くように切れ込む。

これは、回転する内側の足に常に体重が乗っているために、相手は回転の内側には決して足が出せない(持論の「回転の理論」)ことを利用している。

この動き方によって、相手が完全にボールまで突っ込んで来る前に、交わせることが出来る。

この動きは、ラグビーはもちろん、鬼ごっこでも使えるぞ!

なお、この一連の動きでの最適でスムーズなボールの扱い方は、私のサッカー教室で紹介している!

犬の動きより猫の動き!2017/12/14

犬の動きは、直線的で速いが堅い。

一方、猫の動きは、曲線的で絶妙に柔らかい。

サッカーに限らず、バスケットボール・ボクシング…等々、1対1の駆け引きにおいて、相手の動きに対応するには、犬の動きより、猫の動きの方が絶対有利だと思う。


犬と1対1をするより、猫と1対1をする方が厄介だと思う(実際、猫はやってくれないが…)


猫の動き=ウェーブの動き(全身を脱力させ自然に揺れる)


…どうでしょう?

皆さん、全身を脱力する、猫の動きになりませんか?

サッカーにラグビーボール2017/12/17

昔、サッカーの練習のために、ラグビーボールを買った。

ラグビーボールの着地後の不規則な動きに、即座に反応するために…

しかし、このラグビーボールの不規則な動きに慣れてくると、今度は、サッカーボールが信じられなくなる!

丸いサッカーボールが弾む瞬間、不規則に動くかも!?と自然に構えてしまう。


…なので、サッカーの練習のために、ラグビーボールを使用しないことをお薦めしたい!

(再掲載)12/30土屋健二年末サッカー教室in高崎2017/12/20

この年末に、私のサッカー教室を実施します!いつもより長く、じっくり様々な技術、理論を紹介します!

12月30日(土)12時~15時、群馬県高崎市内で、私のサッカー教室を開催致します。

参加費は、
園児:1000円、
小学生:3000円、
中学生以上:4000円、
になります。


なお、参加を希望される方は、詳細をお知らせ致しますので、kenjiwave@hotmail.co.jp までご連絡下さい!

また、以前ご参加頂いた方は、場所は同じですので、当日直接現地までお越しください!

普段、チーム練習で参加出来ない子供たちは、このタイミングしかない!

お待ちしております!
土屋健二

土屋健二サッカー教室in関東。2017/12/21

また、あまりに直前で突然で、申し訳ございませんが…・

12月23日(土)~1月8日(月)、(なお12月30日は高崎で自主企画の教室)今回は、関東地方で、教室を募集します!

上記の期間に、東京、埼玉、神奈川、千葉、山梨、群馬、栃木、茨城の各都県において、私にサッカー教室を実施させて頂けるチーム、個人は、いらっしゃいませんか?

なお、費用は、もちろん交通費なし、指導料のみで結構です!

私が高崎在住ということもあり、関東でのこの企画は初めてなので、この機会に是非!

また、基本的に、先着順とさせて頂きますので、宜しくお願い致します!

もし、興味、関心がございましたら、kenjiwave@hotmail.co.jp までご連絡ください!


~進化した最新のジンガ、リフティング、個人戦術等を紹介します!~

宜しくお願い致します!

土屋健二

コテコテはせめて16歳までやらせて!2017/12/25

最近、アメリカ在住のサッカー指導者と意見交換した。

その中で、彼は、

「15歳位までには、随分と自我が確立されてくるので、それ以降は、それまでに積み上げてきたコテコテを失う可能性も低くなってくると思います。実際には、もう一年、16歳まで完全にコテコテで行けると良いのですが…。

中学時代の非常に感受性の強い12~14歳で、パスを強要される環境にいると、どうしてもそういう癖が付いてしまいます。うちは、トレセン断ってでもそういう環境を避け、ドリブルスタイルでいきます。16歳位になれば、理屈に合わない事はいくら言われてもやらなくなりますから、その後のいろいろな環境の中でも自分が大切にしているものを守って行ける可能性が出てきます。」


私は、日本、アメリカだけでなく世界中において、同じような境遇で、もがいている選手、親、指導者がたくさんいるのだと思う。

チームワーク2017/12/27

今回も、また、アメリカ在住のサッカー指導者のご意見を紹介します。


「動画を見る限り、小学生のファンタジスタが多いのとは対照的に、中高校生にあっと驚くような個性的なプレーヤーがほとんどいないのはなぜでしょうか?

これは、個人の技術に問題が有るのではなく、個性を潰してしまうようなサッカーをする指導者が圧倒的に多いからであると感じます。

そして、その根底には、チームワークをどう理解しているかという問題が有ると感じます。

競争の世界で有効なチームワークとは、それぞれ違う長所を持った選手達が、それぞれの長所に合った違う役割をチームとしての共通の目標を達成するために全うしていく、というものではないでしょうか。

そこには、それぞれの選手が自分の長所を伸ばし、チームに貢献できるという事を強くアピールしていくという進化が有るべきであり、指導者はその進化を活性化するような指導をするべきである、と私は考えます。

逆に、遊びの世界で必要なチームワークは、みんなで仲良く同じようなことを同じだけ分け合ってゲームを楽しんでいくという事でしょう。

私は、この遊びのチームワークをトップレベルの競争の世界へ間違って持ち込んで行ってしまっている指導者が多過ぎると感じます。

この考え方で指導をしているチームは結果としてキーパー以外フィールドプレーヤーは全く同じ練習をしているようで、必然的に選手たちは個性的なプレーを失っていく、という結果が出ているのだと思います。

競争の世界で有効なチームワークの考え方を基盤としているチームは、最小限キーパー、フォワード、他のフィールドプレーヤーの3つのグループを作り全く別メニューで練習する時間を作っているはずです。

サッカーはルール上ごちゃ混ぜなゲームのようなところが有りますが、トップレベルの競争で勝つためには、野球やアメフトのように、各選手が長所に合あった役割をチームのために全うするような仕組みを作らなければいけないと思います。

野球のピッチャーやアメフトのクウォーターバックにお前だけいつも投げてずるい!と文句を言う人はいないし、四番バッターにホームランばかり打つな!と言う人もいないでしょう。

…でも、サッカーの場合は、メッシやマラドーナのような才能を持った選手にドリブルするな!という指導者は非常に多いでしょう。

このような指導は、遊びのチームワークという観点から考えると、良く理解できます。

ただし、遊びのチームワークでワールドカップで好成績を上げようという考え方は無謀です。」

(再掲載)12/30土屋健二年末サッカー教室in高崎2017/12/29

いよいよ明日、私のサッカー教室を実施します!いつもより長く、じっくり様々な技術、理論を紹介します!

12月30日(土)12時~15時、群馬県高崎市内で、私のサッカー教室を開催致します。

参加費は、
園児:1000円、
小学生:3000円、
中学生以上:4000円、
になります。


なお、参加を希望される方は、詳細をお知らせ致しますので、kenjiwave@hotmail.co.jp までご連絡下さい!

また、以前ご参加頂いた方は、場所は同じですので、当日直接現地までお越しください!

普段、チーム練習で参加出来ない子供たちは、このタイミングしかない!

お待ちしております!
土屋健二