全身を脱力する効果と価値2018/03/01

先ず、サッカーのプレー中、全身を脱力することによって生じる効果を羅列する。

●全身を脱力することで、当然全身でのボール扱いが柔らかくなり、ボールは全身に張り付くようになる。

●全ての動きに、先ず上半身からの動きを先行させると、蹴り出されたボールの軌道は安定し、より正確なボールコントロールが出来る。

●全身が脱力され揺れること自体、すでに立派なフェイントになり、試合中のあからさまな仕掛けるフェイントはいらなくなる。よって、リアクションでプレー出来る。

●全身が脱力されることで、試合中、怪我をしにくくなる。

●守備においても、相手の動きについていけるようになる。

等々…


このように、試合中、脱力して得られる効果は、数知れず。


しかし、先天的に脱力出来る人はさて置き、後天的に脱力出来るようになるためには、それ相当な覚悟と練習が必要で、かなり難しいと思う。


それだけ、試合中、無意識に脱力し全身が揺れることは、サッカー史上のスーパースター達がそうであったように、相当な価値がある。

直線で引っ張り曲線で交わす。2018/03/06

鬼ごっこで、走って逃げる際、触られそうになった時、小さな円を描きながら逃げるかと思う。


これを、サッカーに活かす!


ボールを保持し相手と正対した際に、後ろ、斜め後ろ、横にそれぞれドリブルし、相手を引っ張る。

なお、この引っ張る際は、相手に早く突っ込んでもらうためにも、相手を誘いながらゆっくり行う。


そして、いざ相手が突っ込んで来たら、小さな円を描きながら、相手を交わしにいく。

なお、この小さな円を描く3種類のドリブルの具体的な足運びは、私のサッカー教室で紹介している。


相手を引っ張る際、運良く相手が突っ込んで来てくれれば良いのだが…

たとえ、相手が突っ込んで来なくても、相手を交わす方法をも、私の教室で紹介している。

先ずは、ボールを持たず、動きの練習から!



この方法は、他のスポーツでも使える!

ショートバウンド2018/03/09

私は、ワンバウンド・リフティングはショートバウンドで行っている。

つまり、ボールが接地した直後の上がり際でボールに触れている。

このボールの弾みを小さく抑えたのが、いつものワンバウンド・リフティングであるが…

この発展形として、

ボールの弾みを大きくすると、その難易度は、かなり高くなる。

高い位置から落ちて来るボールを接地直後にインステップで同じように触ろうとするなら、そのタイミングは、ほんの一瞬!

とても目で見てから触れようとしても、どうしても遅れてしまう…

そのためには、ボールだけを注視するのではなく、ボールが弾むタイミングを見計らい、上半身からの波を伝えた柔らかい足首で、鋭くスナップを利かせボールに触れる必要がある!


つまり、私が普段提唱しているウェーブリフティングが必要になってくる。

そして、更なるこのショートバウンドの発展形として…

高~く上がったボールの接地直後の上がり際を、足ではなく、上半身(胸、肩)で触れて抑え上手くコントロールする。(この場合、上半身を直角に曲げ、胸、お腹で抑えるのではない。)


試合中、跳ね上がり過ぎたボールを相手に詰められるシーンをよく見掛ける。


普段から、このショートバウンドの感覚を磨くことによって、試合中、もう一つ上のボール扱いが出来るかも知れない!


先ずは、ショートバウンドの基礎であるワンバウンド・リフティングは、こちら!
★アプリ『極意リフティング基礎編』http://goo.gl/lvSM0z

土屋健二サッカー教室in山口2018/03/14

明後日の3月16日から4月2日まで、九州、中国、関西地方に、遠征に参ります!

そこで、あまりに直前で突然で、申し訳ございませんが…・

3月21日(祝日)午後~、山口県において、私にサッカー教室を実施させて頂けるチーム、個人は、いらっしゃいませんか?

なお、費用は、もちろん交通費なし、指導料のみで結構です!

また、基本的に、先着順ですので、宜しくお願い致します!

もし、興味、関心がございましたら、kenjiwave@hotmail.co.jp までご連絡ください!

なお、このフェイスブックやブログは、自宅のPCで行っていますので、この遠征中のご連絡は、上記のメールアドレスまでお願い致します!


土屋健二

小さなクラブが生きる道2018/03/23

仮に、ある小さな地域に、広範囲から身体能力のある選手を中心に集めるビッグクラブがあるとする。

一方、その小さな地域の他の小さなクラブが、その地域での予選を勝ち上がるためには、どうしてもそのビッグクラブを倒す必要がある。

だが、小さなクラブが、同じように、身体能力を活かしたサッカーをするのでは、到底予選を勝てるはずもない。

なので、その小さなクラブは、必然的に個人技を活かしたサッカーをすることで、勝機を見出そうとするのではないかと思う!


これをもっと広い視野で見ると…


世界という狭い地域での予選を勝ち上がるためには、ヨーロッパという身体能力を集めたビッグクラブを倒す必要がある。


同じように、日本という小さなクラブが、そのビッグクラブを倒すには、必然的に個人技を活かしたサッカーをする必要があると思うのだが…

ただ、技術が身体能力を凌駕するためには、その技術レベルをかなり高める必要もある。

内側に切れ込む2018/03/28

サイドを縦に相手と競り合って内側に切れ込む際…

相手から遠い外側の足のアウトサイドでボールを縦にドリブルした後、外側の足のインサイドで、ボールを相手の前を横切るように直角に内側に押し出してしまうと、ボールは予想以上に体から離れ、相手に簡単に体を入れられてしまうかも知れない。


しかも、外側の足がボールを押し出した直後、その外側の足に重心が乗るため、その瞬間相手に当たられると非常に倒れ易くなってしまう!


この際の私が推奨する方法は…


相手と競り合って縦にドリブルする際は、敢えて相手より遠い足でなく、相手側の足裏でロールする。

そして、相手の体重移動を注視しながら、ロールしている足のアウトサイドで一瞬ボールを止めた直後、外側の足で強く小さく地面を叩き(膝抜き)、次の瞬間、ボールを止めたアウトサイドでボールを少しだけ浮かし(反応した相手の足を交わすため)、内側に押し出す。

これだったら、直角に内側に切れ込んでも、ボールは離れることなく、ゴールに近づけると思う。


ただし、縦に足裏ロールする際はそれほど速くせず、この間に、もし相手が突っ込んで来たら、上記を含む様々な方法で交わすのは、言うまでもない。


この方法も、私の教室で詳しく紹介している。