ボールに好かれる2024/03/24

日頃から必死に、自主練でボールと遊んでいる選手は、試合中、何故か、ボールから近づいて来る感覚はないだろうか?
普段から犬や猫をかわいがっている人が道で会うと、犬や猫が近寄って来る感覚に近いと思う。
ボールは全く意志を持っていないが、そうした天恵のようなものが、存在すると思う。
…なので、特に重要な試合で、ボールから近づいて貰えるように、また、ボールの神様に好かれるように、日頃からボールと仲良くした方が良いと思う。

リフティングは回数にも拘る2024/03/24

リフティング練習には、様々な目的がある。
その一つに、ボールに慣れる目的がある。
それには、回数に拘って頂きたい。
先ず、左右でのインステップ・リフティングは、試合中の駆け引きをするためにも、最低でも、500回。
また、ボールは、集中しないで無意識(考え事をしながら)に扱って頂きたいので…
さらに、ある程度出来るようになったら、集中して出来る限界の2000回を超えて、練習して頂きたい。
次に、アウトサイド・リフティングは、片足づつ、最低でも、安定して、50回。
さらに、頭のリフティングは、最低でも、200回。(小学校低学年はバレーボールでの練習を!)
さらに、肩のリフティングの理想は、300回
また、大人は、全身で、30分、5000回のリフティングが、基準であると思う。
以上、体の各部分でのリフティングが、安定して、無意識に(考え事をしながら)出来るように頑張って頂きたい!
そして、これを、日々必死に継続して、全身がボールに圧倒的に慣れ切った先に…
マラドーナ、ペレ、メッシ、ロマーリオ…等々のように、全身が脱力出来るようになると思う。
…なので、リフティング練習は、その回数にも拘って頂きたい!

先ずはキープ力!2024/03/24

多くの選手は、キープ力がないから、セーフティに早めにパスを出すのだと思う。
そして、早めにパスを出すから、展開も速くなり、体力勝負になってしまっていると思う。
そして、それが、現在の世界のトレセン化現象にも繋がってしまっていると思う。
そもそも、キープ力がないのは、主にインサイドを多用してしまっているためだと思う。
また、現在、世界の多くの選手が、キープ力向上の努力を放棄しているのではないかとも思う。
そして、今こそ、世界各国が、足裏を使ったキープ力に目を向けるべきだと強く思う!
もし、あたかも手で持っているかのような驚異的なキープ力があれば、走る必要もなければ、試合中の全ては思い通りになる!
そして、(横やりが入らなければ…)思い通りのサッカー人生になる。

ボールを止める時に取れる2024/03/24

ボールを横に軽く小さく転がして止める時は、普通、足裏でボールの上に触れて止めるか、インサイドでボールの向こう側に触れてボールを止めるかだと思う。
この際に、DFとして良い取り方がある。
普通、DFは、止めたボールに向かって足を出すと思う。だが、これだと、FWに交わされてしまう。
…ではなく、止めたボールと相手の軸足の間に、自らの対角の足を突っ込んでいく。
このように、DFが足を出せば、FWは、為す術なく簡単にボールを奪われてしまう。
しかし、賢いFWなら、この場合、先ずボールと相手との間に体を入れ、ボールをアウトサイドで止める。
でも、何気に軽く小さく自ら出したボールに、この大袈裟な止め方はしたくないし、ブラインドサイドにすることで、相手を一瞬見失ってしまう。
そこで、この場合のベストな止め方は、私が開発した、ABターン、受渡ABターン(私のInstagram『kenjitsuchiyaginga』の下から6段目の真ん中の映像)なら、相手を常に見ながら、安定したターンが出来るかと思う。
なお、今回のボールの取り方は、相手のシュート、センターリングのフェイントの際も、同様に使える!
どうかお試しあれ!

黒人DF2人をイメージ2024/03/24

私の対人でのボール扱いの指導では、常に、DFを、50m5.6秒で身体能力のある大人の黒人選手2人をイメージしている。
…なので、キレやスピードは一切使わず、ボールは常に足首に張り付けたままで、相手DFの重心側に抜き、背後に回り込む、という指導をしている。
ただ、このためには、ボールを素早く動かせて、相手DFの重心の逆を抜くのではなく…
上半身の自然な脱力による揺れで、相手DFの重心移動を誘い、相手の重心側に抜かなければならない。
…そのためには、上半身の圧倒的なリフティング練習量でボールに慣らし、上半身が自然に揺れるのを待つ必要がある。
もし、これが小学生で出来たなら、将来ヨーロッパでの活躍は、もう間違いない!と思う。
どうだろう?!
この究極な状態を追求してはいかがだろうか?!

私が開発した『Welcome』(キープのための型)2024/02/17

キープをするには、インサイド、アウトサイドは、適していない!
なぜなら、足でボールに触れた直後、その足に重心が乗り、ボールは晒され、かつ離れてしまい、ガツガツ取りに来た相手には、簡単に奪取されてしまう!
やはり、キープには、足裏ロールが、最適である。
今回は、その足裏ロールを大いに活用した『Welcome』という、相手が突っ込んで来ない時のキープの構えを紹介したい。
『Welcome』とは、目の前の相手に対して半身になり、相手側の(前方の)足裏でロールを繰り返し、相手の突っ込みを待つ構え。
この『Welcome』で、斜め前方、横、斜め後方、後方に引っ張りながら、相手の突っ込みを待つ。
また、この『Welcome』では、ボールを決して晒さず、ボールは足に張り付いているので、相手の動きを注視することが出来る。
さらに、『Welcome』の状態から、相手の次の動きに対して、様々なリアクションをパターン化(10パターン)して準備している。
この際、たとえ相手が突っ込んで来なくても、相手の進行方向側の足に重心が掛かったタイミングで抜ける。重心側だから、スピードは、もちろん必要ない。
そして、抜いた後も、回転の理論を活用して、相手の背後に回り込めば、相手のタックルをも掻い潜り、ゆっくり突破することが出来る。
そして、この『Welcome』は、相手ゴール前の超密集地で、最大の効果を発揮する。
なお、この『Welcome』は、私の普段のサッカー教室で詳しく紹介している。

メッシの動きが私に似ていた?!2024/02/17

先日、私の教え子とその父親が、2月7日国立競技場で開催された、インテル・マイアミ対ヴッセル神戸の試合を観に行った。
そこで、2人は、メッシを生でごく間近で初めて見て、「最初私かと思って…、目をこすって、もう一度見たら、メッシだった」と聞かされました。
さらに、私が普段から言っているように、「メッシは、ボールを蹴る前に、胸が動いていた。メッシだけ、全身が脱力されていた。」とも言っていた。
今回、実際に確認して貰い、自分自身安心出来たと共に、今後の「脱力、揺れ」の啓蒙活動に自信が持てた。
また、今回のメッシの来日で、どれ程の人が、メッシの脱力、揺れに気づいただろうか?!
私は、出来る限り多くのサッカー関係者に、この(サッカー界だけでなく)スーパースターに共通する「脱力、揺れ」に気づいてもらいたい!
…そうしたら、日本サッカーの未来も明るくなり、2050年日本W杯優勝も、しっかり目に見えて来ると確信している。

自主練ではボールの空気圧を下げる。2024/02/17

日々の長時間の自主練では、ボールの空気圧を下げた方が良いと思う。
…さもないと、股関節か膝関節が、疲労骨折してしまうかも知れない。
なお、リフティング練習は、主に足を含む体全身が、無意識にボールの中心を捉える目的のため、ボールの空気圧を下げても、あまり問題はないと思う。
ただ、試合中の硬くパンパンのボールでは、ロングボールを蹴れなくなるが、ドリブル、トラップにおいては、予想以上に体に張り付く感覚があるかと思う。
また、小学校低学年が、硬くパンパンのボールでリフティングの練習をする際、硬く重たいボールに負けまいと、リフティングの打点が足首の根元になり、膝が伸びた、いわゆる「ロボットリフティング」になってしまう。
なお、インステップリフティングでの正しい打点は、足の親指の内側の付け根で、ボールの底より少し向こう側に当て、ボールに軽い逆回転を掛けるのが、理想だと思う。
…なので、いっその事、小学校低学年のリフティングは、サッカーボールではなく、「バレーボール5号球」に代えた方が、足への負担がかなり軽減される。
どうかお試しあれ!

好きなだけじゃ駄目…2024/02/17

私は、本当に世界の頂点まで登り詰めるには、ただ、好きなだけでは駄目だと思う。
ただ好きなだけでは、自主練も、自分が満足したら、終わりにしてしまうと思う。
やはり、好きなことは勿論のこと、その上に、何か自分にコンプレックスがないと、常軌を逸した異次元な練習量には、ならないと思う。
…悲しいけれど、「人に何か言われた!」とか「絶対に見返してやる!」…とかのコンプレックスがあれば、もう時間や疲れを忘れて、日々没頭出来ると思う。
各界のスーパースターは、皆、何か言い知れぬコンプレックスがあったと思う。

個人の価値を高める!2024/02/17

最近、大谷翔平選手がドジャースに入団し、その韓国でのリーグ開幕戦のチケット争奪戦があり…
また、メッシが、アメリカのマイアミに入団し、各地で、たくさんの観客を集めている。
このように、個人が観客を集め、そのチームの莫大な利益に繋がっている。
要は、人を集めるのは、そのチーム自体よりも、強烈な個性を持った個人だと思う!
…なので、本当に強烈な個性を持った個人を目指そうではないか!
そして、世界でのオンリーワンが、いずれは、世界ナンバーワンになるだろう!
そして、強烈な個性になるためには、基本的なことは勿論のこと、その中での自分の好きな分野を更に絞り込み、異次元な程、日々時間を掛けて、長期間追求する。
世界ナンバーワンになるには、やはり、世界ナンバーワンの練習量に勝るものはないと思う。
その覚悟はあるのか?!