『揺れ』を発見した経緯 ― 2010/06/08

私の揺れは、私自身の思い付きで、勝手に揺れている訳ではない!
30年以上前から、南米選手等のサッカー史上偉大と言われる選手の動きを何気なく見る度に、皆、共通して、体が動いた後、少し遅れてボールが蹴り出されていることが気になっていた。
初めは、何でこのような動きが起きているのか解らず、わざとタイミングを遅らせて、足を素早く振り抜いているのかと思っていた。…下半身の柔らかさは、本能的に分かっていたのだが。
ある日、自分が教えていたチームの小学2年生の歩き方を見て、衝撃を受けた。全身、ぐにゃぐにゃして歩いていたのだ。
そして…上半身にも、柔らかさが存在することが解った。
それから、この上・下半身の柔らかさという観点から、サッカー史上偉大と言われている選手の子供の時の動きを、ビデオで確認したら、皆、共通して、全身が自然に揺れている。子供の時から本能的に揺れていたのだ。
その時から、私もボールを扱っていようがいまいが、全身が自然に何気なく揺れる様に、必死で練習した。
そして…数十年の時を経て、現在の揺れの形になったのである。
サッカーに限らず、全てのスポーツの究極の動きは、柔らかさ(全身の脱力による揺れ)である。
たとえ、現在は理解されなくても、数年後…数十年後には、必ず、世界の常識となる日が来るでしょう!
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