柔らかさのメリットとその難しさ2025/03/22


全てのスポーツのトップオブトップに、例外なく共通する、(特に上半身を含む)全身の「柔らかさ」であるが…
サッカーにおいては、昨今、この「柔らかさ」が、軽んじられている。
今回も、改めて、サッカーにおける、「柔らかさ」のメリットを下記に羅列する。
●試合中の全ての動きが、裏打ちになり、無意識にフェイントになる。
●ボールが足首に格段に張り付くことにより、回りを見ることが出来、結果、キープ力が高まり、密集地が超得意になる。
●キープ力が高まるため、試合中のシュート、パスに余裕が持てる。
●より足首の動きが速くなる(柳の枝の先端のように)。
●トラップがピタリと止まるし、ドリブルも大きくならない。
●蹴るタイミングをタメる(一瞬遅らせる)ことが出来る。
●シュート、パスが正確になる(ボールとの接触時間が長くなるため、上半身の動きが下半身の動き(軌道)をリードするため)
●上半身の動きで相手の重心移動を誘い、相手の重心の逆側ではなく、相手の重心側を抜くことが出来るので、歩くサッカーが出来し、密集地も突破出来ると思う。
●そのワンタッチ、ワンタッチで、大観衆を確実に魅力することが出来る。
…等々。
以上、サッカーの歴代スーパースターに例外なく共通する、この全身の「柔らかさ」を身に付ければ、スーパースターに成れる!
そして、この「柔らかさ」を獲得するためには、天然と養殖があるが…
天然の選手は、自分の(他とは違う)「柔らかさ」を認識して、更に練習に励む必要がある。
また、一方、養殖で、「柔らかさ」を獲得するには、とてつもない長い日々、人生を賭けた情熱を持ちながら、ひたすら全身でボールに触れる必要がある。しかも、いつ獲得出来るか、そもそも獲得出来るか、全く分からない。
このように、「柔らかさ」を獲得するのは、非常に難しいが故に、(世界でもほんの一握りの)柔らかいスーパースターの価値があると思う。

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