どのチームにいても自主練は続けた方が良い! ― 2025/02/02
所属するチームの監督、コーチが、「リフティングは要らない」と言っても、将来、個人的に密かにスーパースターを目指している子供たちは、隠れてでも、毎日リフティング、ジンガをやり込んだ方が良いと思う!
それは、チームが強い、弱いに拘わらず…
そもそも、サッカーは、個人競技だと思うので、個人に強烈な武器がないと、次のカテゴリーで活躍することさえも、非常に難しくなってしまうと思う。
ただ、リフティングにおいては、最低でも、500回位は出来ないと、リフティングの効果は全く発揮されないし、理想は、世界中の多くの選手が憧れる程のレベルの高さであって貰いたい。
リフティング、ジンガが出来ても、決して悪いようにはならないので、騙されたと思ってやった方が良い!
…さもないと、今後、スーパースターになるという夢が潰えてしまうかも知れない!
「柔らかさ」のメリット ― 2025/02/02
全てのスポーツのトップオブトップに、例外なく共通する、(特に上半身を含む)全身の「柔らかさ」であるが…
サッカーにおいては、この「柔らかさ」が、昨今、軽んじられている。
今回、改めて、サッカーにおける、「柔らかさ」のメリットを下記に羅列する。
●試合中の全ての動きが、裏打ちになり、無意識にフェイントになる。
●ボールが足首に張り付くことにより、回りを見ることが出来、結果、キープ力が高まり、密集地が超得意になる。
●キープ力が高まるため、試合中のシュート、パスに余裕が持てる。
●より足首の動きが速くなる(柳の枝の先端のように)。
●トラップがピタリと止まるし、ドリブルも大きくならない。
●蹴るタイミングをタメる(一瞬遅らせる)ことが出来る(時間を止める感じ)。
●シュート、パスが正確になる(ボールとの接触時間が長くなるため、上半身の動きが下半身の動き(軌道)をリードするため)
●上半身の動きで相手の重心移動を誘い、相手の重心の逆側ではなく、重心側を抜くことが出来るので、歩くサッカーが出来し、密集地も突破出来ると思う。
●そのワンタッチ、ワンタッチで、大観衆を確実に魅力することが出来る。
…等々。
以上、サッカーの歴代スーパースターに例外なく共通する、この全身の「柔らかさ」を身に付ければ、スーパースターに成れる!
柔らかい選手がバイエルンに加入 ― 2025/02/02
トレセン・スタイルの弱点は、相手ゴール前の密集にあると思っている。
インサイドのパス、ドリブルでは、この密集地を突破することは、とても難しいと思う。
(私の考える)その解決策として、トップ下に、常にリアクションで、柔らかく、足裏主体で、相手に対して仕掛けないで逃げる、密集地を得意とする選手を置くことで、トレセン・スタイルの最大の弱点は、克服出来るかと思う。
また、今シーズン、(私はトレセン・スタイルの象徴だと思っている)ドイツのバイエルン・ミュンヘンに、柔らかいマイケル・オリーセという選手が加入した。
彼は、主に密集地対策として採用されたのだろう。トレセン・スタイルでありながら、バイエルン・ミュンヘンの考え方は、柔軟で貪欲で、常に勝つために、年々進化していると思える。
…なので、日本の各チームも、密集地対策として、トップ下だけは、柔らかく、常にリアクションのスキルフルな選手を起用して頂きたい!
…そうしたら、日本のサッカーが、より面白くなると思う。
グアルディオラ監督のリフティング ― 2025/02/02
私が推奨するリフティングは、胸を起点とし、全身に波を流して行う、ウェーブリフティング!
先日、偶然、ネットで、マンチェスター・シティのグアルディオラ監督の最近のリフティング動画を拝見したが…
正に、私が推奨するウェーブリフティングだった。
このリフティング・フォームだったら、当然、キープ力を重視した歩くサッカーも出来るし、指導にも説得力があるかと思う。
そこで、今回は、そのウェーブリフティングの解説をする。
先ず、打点は、足の親指の内側の付け根辺りでボールの下の向こう側に当て、しかも、当たる瞬間、足首をスナップさせ、ボールに軽い逆回転を掛ける。(逆回転を掛けることで、ボールは間違っても前方には流れない。逆に無回転だとボールは安定しない。また、シュートのための無回転リフティングは、座って足の甲を伸ばして行えば良い。)
次に、リフティングの下半身のフォーム。
先ず、ワンバウンドリフティングのバウンドを極力小さくし、その小さい隙間に、その都度、足首をスナップさせ捻じ込ませる。そして、ショートバウンドのタイミングでボールに触れるようにする。
さらに、上半身のフォームは、決して、猫背にならず、胸を張って、視線だけを下げボールを見る。そして、当然、胸を起点とし、足首まで波を流す。
以上、このように、全身を脱力し、胸から末端まで波を流すことによって、ボールタッチは、柔らかく、裏打ちのリズムになり、試合中の全てのボール扱いが、自然にフェイントを伴う(タメが出来る)ようになる。
しかしながら、残念なことに、様々なSNSを見る限り、上記のようなウェーブリフティングをしている選手、子供たちは、現在ほとんど見受けられない。
皆、ロボットリフティング(膝を伸ばし、全身ロボットのように硬い)か、ペンギンリフティング(足首を直角に固定させ、猫背)である。
これでは、試合中、相手の重心側を抜くことは出来ず、皆、重心の逆側を、スピード、パワー、キレで抜く方法しかなくなってしまう。
これだと、将来、海外の速い黒人選手には、当然歯が立たない!
そして、このウェーブリフティング(上半身を含む全身を脱力させる)修得には、上半身を含む全身での本当に徹底したリフティングしかないと思う。
因みに、映像で見るウェーブリフティングと、近くで実際に見るそれとは明らかに違い、「臨場感があり、出来そうな気がする」と、私の教室でよく言われる。
相変わらずインサイド・アウトサイドで奪われている ― 2025/02/02
様々なカテゴリーの試合を観ているが、皆、相手が近くにいる際、インサイドやアウトサイドでドリブルした時に、ボールが離れ、奪われている。
(私には)わざとボールを晒して奪われているようにしか見えない!
ボールを晒して勝てるのは、相手が身体能力で劣っている時だけ…。しかも、閑散としたバックライン辺りのみ。
また、たとえ、イン、アウトサイドで動かずに持っていても、不意に相手に押されたり掴まれたら、ボールと体は離れてしまう。
…やはり、動きのある、なしに拘わらず、相手が近くにいる際(特に密集地)は、足裏ロールやジンガを主体として、常に足裏に張り付けておくべきだと思う。
自分の人生や国の威信を賭けた重要な試合なのに、実にもったいない!
ドン引きで守られたら… ― 2025/02/02
試合中、強いチームが、弱い相手チームに、相手ゴール前に全員でドン引きで守られることは、良くあることである。
こんな時は、どんな戦術でも崩せない!特に相手チームが身体能力で勝っているなら、尚更である。
そして、こんな時こそ、一人の柔らかく、リアクションのゆっくりとした選手(スーパースター)の出番だと思う。
例えば、アルゼンチンやブラジルでも、一人の(上記の)スーパースターがいなかったら、W杯で勝つことは、難しいと思う。
最近の日本オーストラリア戦しかり、カタールW杯の日本コスタリカ戦しかり…
皆、戦術ばかり論じているが…
一人のスーパースターの登用のことを考えていない!
なかなか、スーパースターは存在しないが…
私の教え子で、日本人で、ちょうど今、絶頂期の超ヤバい選手の台頭に期待したい!
当たる寸前に力を入れる ― 2025/02/02
●「検証」
片腕を真っ直ぐ平行に伸ばし、その腕を、誰かに、上から手で叩き落として貰う時…
真っ直ぐ伸ばした腕に、ずっと力を入れ続けていると、その腕は、簡単に落とされてしまうが…
真っ直ぐ伸ばした腕を脱力させ、相手の手が当たる寸前に力を入れると、簡単に落とされることはない!
●「結論」
当たる寸前に力を入れると、より力を発揮出来る!
…なので、
野球のバットスイングの時、サッカーの蹴る時、ボクシングのパンチの時、ゴルフのスイングの時…等々において、普段は、全身を脱力させておき、その一瞬で、力を込めた方が良いことが分かる。
今年もコテコテチームが苦戦している ― 2025/02/02
毎年、この時期は、全日本少年サッカー大会や、全国高校サッカー選手権の地方予選があり、各チームは必死に戦っている。
そんな中、気になっているのが、技術主体のチーム(コテコテチーム)が、相手ゴール前の密集地を相変わらず終始崩せず、逆に、相手の数回のカウンターに合い、負けていることである。
私がいつも言っているように、相手ゴール前の密集地に苦戦しているのは、トレセンチームだけでなく、コテコテチームも同じである。
技術があるコテコテチームでも、相手選手に仕掛けているようでは、とても相手ゴール前の超密集地は、崩せないと思う。
やはり、密集地では、相手に向かって仕掛けるのではなく、一旦逃げて相手が食い付くのを待ち交わすか、相手の重心側に交わすしかないと思っている。
むしろ、「密集地だけは別物」と考えた方が良いと思う。
この同じパターンで、毎年、毎年…、負けて…
いい加減、気づいた方が良い!選手それぞれのサッカー人生がかかっているのだから…
コンプレックス ― 2025/02/02
サッカーに限らず、更に、更に上のレベルに行くためには、コンプレックスが役に立つと思う。
コンプレックスがないと、その道で辛く苦しい場面にぶち当たったり、もうにっちもさっちもいかなくなった時、すぐに諦めてしまうかも知れない!
コンプレックスがあれば、どんな状況になろうが、どうしても引き下がれないので、石にかじりついても諦めないと思う。
そんな状況になった時には、あるに越したことはないが…
だだ、コンプレックスは、長い間悲しい想いを背負うことでもあり…
だから、現在コンプレックスがある人も決して卑屈にならず、その力を将来の夢の実現のため大いに利用すれば良いと思う!
私もそのお陰でこうして諦めず続けて来られている。
私には、悲しみの代償として成功があるように思える。
+、-が0になるように…
この投稿を宣伝して、Kenji
ジンガにおける「グルーブ感」 ― 2025/02/02
最近、数多くの子供たちが、ジンガ(私の開発した)の動画をアップしているが…
そのほとんどのジンガには、上半身にグルーヴ感(揺れ、タメ)がなく、リズムが一定なように思う。
例えば、ダンスにおいて、本当に最初の体験教室から、皆、上半身を含む全身の揺れ(アイソレーション)を紹介される。グルーヴ感があるだけで、音に乗ることが出来る。
私は、このグルーヴ感は、全てのスポーツ、音楽において、必要不可欠だと思う。
…なので、ジンガにおいても例外ではなく、全身を含む上半身のグルーヴ感が、絶対必要だと思う。
ジンガの際にグルーヴ感があれば、ボールは足首に完全にへばり付き、ボール捌きに強烈な緩急が付けられ、リズムも自在に変化させ、相手を翻弄することが出来ると思う。
そして、このジンガやリフティングの際に、グルーヴ感を身に付けるには、(この場合、体から離れるボールという手具があるのだから)決してダンスだけではなく、体全身が実際のボールに圧倒的に慣れる(マラドーナの様に…)必要があると思う!
…そのためには、上半身を含む全身での異常な程のリフティング練習量が必要不可欠だと思う!
ただ、現在のサッカー界では、このグルーヴ感を認識、理解出来る人は、残念ながら非常に少ないと思う!
…でも、分かる人は、分かっているので、安心して、このグルーヴ感獲得を目指して、日々頑張って頂きたい!
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