ジンガ(土屋健二テクニック)でキープ出来る理由2014/08/02

私の開発したジンガは、左右交互の足で連続して触れる足技である。

それ故、全ての足の動きでボールを動かすことが出来る。


対する相手守備者は、半身になり前方の足でボールを取りに来る、と思う。(もし守備者が正対したら、横に簡単に振り切られる)

守備者は、その都度、一旦後方の足に重心を移して、ボールにチャレンジして来るに違いない!

よって、守備者は、足の動きにおいて、2回に1回は休みの状態になる。

これでは、全ての足の動きでボールを動かし続けているジンガを捉えることは出来ない!

明らかに、リズム・テンポが違う!


これが、ジンガがその威力を発揮出来る理由の一つである。

ボールを小さく浮かせる2014/08/08

試合中のあらゆる場面において、ボールを小さく(5~10㎝位)浮かせることで、相手のチャージ(スライディング)を少し躊躇させると思う。

キープの時、トラップの時、相手を抜く時、相手を抜き去った後…等々。

リフティングでボールを常時浮かせる必要もなく、バウンドを組み合わせても良いと思う。


また、ボールを少し浮かせることで、強烈で多彩なシュートやパスにも繋がる。

ボールをショートバウンドで蹴るとボールの勢いが増し、浮いていることで、簡単に回転が掛かり、コースも読まれにくくなる。


このように、ボールを浮かすことには、たくさんの利点がある。



…が、実際ボールを少しだけ浮かせるためには、技術の高さが要求される。


ボールに対する慣れ、足先の繊細さ、リズム感…等々が高いレベルで要求される。


端からは認識されずらい地味な技術だが、それ相当の価値はあると思う。

阿波踊りでリフティング2014/08/15

今年のうちわ 右端が私
先日の8月12日、徳島の阿波踊りに参加した。
参加したと言っても、純粋な踊りでではなく、ボールを扱いながら踊らなくてはいけない!

…というのは、徳島県サッカー協会が「連」を組み、私も盛り上げ役として毎年参加させて頂いている。


本題に戻ると、

阿波踊りの二拍子にボールの動きを合わせるのは大変だが、非常に楽しい!

しかも、他の踊り子と陣形を保ちながら、徐々に進んでいかなければならない!

まさに、実践のボールコントロールが必要になってくる。

そして、左右の超満員の観客席の間を100メートル強練り歩く。それを今年は2ケ所で実施した。

終始興奮と歓喜で、今年もあっという間の阿波踊りでした!


…この雰囲気は、ブラジルのリオのカーニバルに似ているのかな!と思う。

ジンガ(土屋健二テクニック)のキレを出すには…2014/08/21

私が開発した、左右交互の足裏で触る地面上の足技であるジンガのキレ(ボールが動く速さ)を高めるには?

ボールを押さえる足裏の圧力を高める。 つまり、いつもより強くボールを押さえてから舐める。

そうすると、ボールが移動するスピードが上がる。 また、その際重要なことは、ボールを止める時の足首を脱力させなければいけない。

要は…

流れるような素早いジンガは、足首に入れる力の強弱によって可能になる。

…試合中、相手が足を出すのを忘れ、見とれてしまうような可憐で素早いジンガをやってみよう!

未だ対角線衝突の法則が止まらない!2014/08/27

対角線衝突の法則、1対1で対峙した時、ボールを斜め前、つまり対角線に押し出した時に、相手に取られること。

具体的には、1対1において、右のインサイドでボールを持った際、左斜め前にボールを動かすと、相手の右のインサイドで合わせられてボールを奪われてしまう。

試合中の取られ方としては、このパターンが一番多いと思う。

この法則は私が発見し、園児からヨーロッパのトップクラスのプロ選手まで、皆相変わらず、このパターンでボールを取られている。

ちなみに、この法則は、私の著書「サッカー個人戦術バイブル」(出版社カンゼン)でも、記載している。


皆さん、身近な試合で、この法則を確認して頂きたい!

いかにこのパターンが多いかが分かるだろう!

ちなみに、この回避策として、右アウトサイドで外側に抜くか、右足裏を使い立足の後ろに通すか、左足を後ろに引き真横に動かすか、である。

この法則、パターンを気にするだけで、ボール支配率が格段に上がるだろう。


…皆、何故気付かないんだろう?!

緊急告知!2014/08/28

突然ではありますが、来る9月7日(日)15時~17時、群馬県高崎市内で、私のサッカー教室を開催します。

教室では、独自の柔らかく繊細な技術(ジンガ、リフティング等)を紹介します!


参加資格は、私の技術・理論に興味がある人すべて。

参加費は、
園児:1000円
小学生:3000円
中学生以上:4000円

なお、参加を希望される方は、kenjiwave@hotmail.co.jp まで連絡して下さい!実施場所等、詳細をお知らせ致します。

全日本フットサルユース(U-18)大会2014/08/31

8月28~31日、東京の墨田区と大田区で、第一回全日本フットサルユース(U-18)大会が開催されました。

この大会には、東北代表の聖和学園の選手として、私の教え子が出場していました。

彼の名は、相原圭吾君。聖和の6番でした。

彼が小学生の時から、個人的に不定期で教えており、この大会の前にも、技術・理論を確認しました。

その甲斐もあってか、聖和学園FCがこの大会で優勝し、彼が大会MIPを獲得しました。

「彼は揺れている」と第三者に言われると、私も嬉しくなります。


…それにしても、聖和学園の全ての選手は、決して蹴らず、細かい技術を駆使し、楽しい試合を披露し続けていました。(大会2日目に私も観戦)

特に、聖和学園と野洲高校の試合は、特に面白かった!

互いのプライドを賭け、激しいテクニック合戦となり、見ていて嬉しくなりました。

私の理想的な試合展開。こんな試合が存在しているなんて、大変嬉しくなりました!


…日本も捨てたもんじゃないな~と思える大会でした。