数的不利ならドリブルで!2016/04/02

数的有利な状況なら、別にドリブルでなく、パスを繋いでもキープ出来る。

でも、数的不利な状況、例えば、2対5の状況でキープしようとすると、この2選手それぞれがドリブルしなければならない。

とてもワンタッチ、ツータッチでパスを回せるものではない!

だから、相手ゴール前の数的不利な状況では、ドリブルが必要になる。

よって、ドリブルは、有効な戦術である。

孤立している指導者がいる2016/04/05

長年、全国各地をサッカー教室で回っていると、時々、孤立している指導者に出会う。

私は、脱力、柔らかさを信条としている。

そして、同じように、全国各地には、脱力、柔らかさを信条にしている指導者がいる。

しかし、その指導者の信条は、周りの関係者(監督、コーチ、子供達、父兄)に全く理解して貰えない場合もある。

周りに理解者がいる指導者は良いが…

周りに理解者がいない指導者は、結果、孤立してしまう。

そして、その指導者は、余程心が強い人でない限り、飲み込まれ同化されてしまうか、排除されてしまうかも知れない。

そんな時には、私の教室を企画開催し、周りの関係者に、脱力、柔らかさを理解して貰うのはどうだろう?

この脱力、柔らかさは、分かる人には、すぐ理解して貰えるが、分からない人には、なかなか理解して貰えない!

一人で悩まないで、是非とも私に協力させてほしい!


因みに、こう言う私も、地元では、結構孤立していると思うのだが…

相手の鼻を見る2016/04/08

人と話す時は、「相手の目を見て話せ!」とよく言われる。

しかし、実際、相手の目を見て話すと、相手は少しトゲを感じるかも知れない!

だから、相手の目ではなく、鼻を見て話すのはどうだろう!

鼻を見て話すことによって、相手に少し柔らかさを感じて貰えるのではないか!


これを、サッカーに応用して…

1対1の攻守において、相手の目を見るのではなく、相手の鼻を見るようにしたら、どうだろう!

相手を威圧し発奮させることがなくなり、より穏やかに、より扱い易くなるのではないだろうか!


よって、無難にさり気なく対処するために、相手の目ではなく鼻を見てはどうだろう!

落選してもなおも食い下がる2016/04/11

多くの分野において、たとえ落選しても、担当者に食い下がる人は、採用した方が良いと思う。
食い下がるってことは、その分野に相当思い入れが強く気持ちも強いので、採用後も、弛まぬ努力を重ね、将来必ず活躍するに違いない!
これは、サッカーにおいても、決して例外ではないと思う!
サッカーのセレクションにおいても、落選後食い下がる選手は、将来必ずやってくれると思う。
選手も、規約だからと直ぐに諦めないで!
入学試験のように、得点により明確に線引きされ、復活が絶対不可能、ではないと思うので…
時には、その抑え切れない自分の強い思いに従っても良いと思う!
担当者も情がある人間なのだから、どうにかなるのではないだろうか!
…と、私は、思う!

守備のトリックプレー2016/04/13

1対1の守備におけるトリックプレーを紹介する。

普通、守備者は、ボールと相手を同時に見て対処するが…

このトリックでは、守備者は、体勢を低くし敢えて顔を下に向けボールだけを凝視する…

…すると、相手は、自然とこれから蹴りたい方向を見てしまうのだ!

守備者は、すかさず視線を上げ、この情報をキャッチする。

相手は、フェイントの末、結局先程見た方向にボールを運ぼうとするので、守備者も、その方向に足を出せば容易にカット出来るかも知れない!


どうだろう?明日の練習で試してみよう!

アウトサイドによる逆回りドリブル(新技術)2016/04/15

「右足のアウトサイドで、円を描くようにドリブルせよ!」と言われたら、普通、皆右回りにドリブルすると思う。

しかし、ここで紹介するドリブルは、左回り!

つまり、内股にし、ボールの動きを先回りして、右アウトサイドでボールの端をカットしながら、逆回りにドリブルするというもの。


皆、初めて聞くボール扱いだと思うが、この技術は、試合中、実に使い勝手が良い!

なお、この技術のコツ、使いどころは、次の本「スーパージンガバイブル」で紹介予定。


これは、決して派手ではないが、サッカー通には、凄くウケると思う。

早速、明日グラウンドで試してみて!

代理人も脱力タイプの価値を!2016/04/16

サッカー史上、全てのスーパースターはボールに異常に慣れているため、全身が(先天的または後天的に)脱力されている。


…今、大勢の中でポツンと一人だけ、全身が脱力されている少年がいたとしたら、指導者たちは、その才能を認識出来るだろうか?

ほとんどの指導者が、「もっと体に力を入れろ!おまえ、やる気あるのか?」 と言うかも知れない。

このように、柔らかい才能を持った選手には、子供の頃から、それを阻止しようとする敵は多い!

そして、たとえ運良く、柔らかい状態のまま大人の選手になっても、その選手をいざプロチームに売り込む際に、その代理人が、その柔らかい才能を認識出来ないとしたら、それまでの全てが、台無しになってしまうかも知れない!

代理人も、その選手の価値が分からないと、売り込みようがない!と思う。


世界中のサッカー関係者に告ぐ!

「もっと、柔らかい才能を認識した方が良い!」

インステップロール2016/04/20

足の裏でなめる、足裏ロールは、普通に誰でも出来ると思う。

ここで紹介するのは、インステップで同じようになめる、インステップロール。

やり方は、先ず、立ち足をボールよりかなり前に置き、次にインステップ(足首)をボールの真上に乗せる。この際、膝の位置をさらに下げると、インステップがボールの真上に来るようになる。

そして、両足の動きは連続シザースのような動きで、左右交互のインステップでボールをなめる。

使い方は、単なる直線的なドリブルの他、フェイントの一部分、ボールを持ち替える際、ボールが立ち足後ろに残ってしまった際等…。自分の発想次第。


このインステップロールも、よく関西圏で上手い子供を見掛ける。


是非とも、みんなに!試合中、さり気なく使って頂きたい!

お見舞い申し上げます2016/04/21

熊本地震から一週間となりました。
この地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

まだまだ不安な毎日をお過ごしのことと思いますが、皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。


土屋健二

天狗にならない方法2016/04/22

自分のボール扱いがあまりに上手くなり過ぎて、自分が天狗になっていると思った時には…

本当に薄暗~いグランドで、一人リフティングとジンガをちょっと練習してみて!

ジンガは、出来るかも知れないが、全身でのいつも通りの余裕のリフティングは、殆ど出来ないと思う。

どうしても、ぎこちなくなってしまうだろう!

この現状を見て、自分がいかにまだまだであるかが分かるかと思う。

こうして、天狗は解消されるに違いない!


…でも、もし、この暗闇の中でも、いつも通りに出来る人がいたら、それこそ、天狗になっても良いと思う!