謹賀新年!2021/01/01

明けましておめでとうございます!

今年も、主にサッカーについて気づいたことを、気ままに書きたい思いますので、宜しくお願い致します!

また、今年も、引き続き、コロナに負けないよう頑張りましょう!

土屋健二

皆、究極な選手を目指していない!2021/01/04

今、イメージ出来る究極な選手は、先日亡くなったマラドーナだと言える!

そして、マラドーナを抜くことが、究極な選手を目指すと言えるのではないかと思う。

皆、マラドーナのボールの触り方(ボールタッチ)に憧れて、一度は真似をしようとしたはずであろう!

…だが、そのほとんどの選手は断念して、自分の今出来るボールタッチ、サッカースタイルを続けている。

マラドーナのボールタッチ獲得を諦めた時点で、究極な選手を目指してはいないと思う。

また、実際に、試合でマラドーナと対峙して翻弄された、協会幹部の方々も、マラドーナのボールタッチに固執しないことは、究極なサッカーを求めていないのではないだろうか!

もし、究極な選手を目指すのなら、あくまでマラドーナのボールタッチ獲得を決して諦めてはいけないと思う!

それがどんなに困難なことでも、もし究極な選手を目指すのなら、人生の全ての時間を費やしても、マラドーナのボールタッチを獲得すべきではないだろうか!

そして、そのボールタッチに、自分のオリジナルを付け加えて初めて、本当に「究極な選手」と言えるのだと思う。


何十年後かのW杯優勝を本気で望むのなら…
皆、究極な選手を目指そう!


P.S.そのための第一歩は、次の映像から!
http://bit.ly/2TeMSZ0

リフティング練習の効果2021/01/06

結論「リフティング練習は、ドリブル、パス、シュート等、試合中のあらゆるボール扱いの精度を上げる。」

リフティング練習では、先ず、ボールを繰り返し、真上に、同じ高さに上げる。

真上に上げ続けるためには、ボールの芯を常に捉えなければならない!

そして、同じ高さに上げるためには、強さを常にコントロールしなければならない!

リフティング練習の次の段階として、上記の条件に加え、ボールに常に同じ回転を掛ける。

ボールに同じ回転を掛け続けるためには、ボールの芯を外す度合を感覚的に体得しなければならない!

更なるリフティング練習の段階として、上記の全ての条件に加え、動きながら(歩いたり走ったり)や体の各部分の芯を外してリフティングする!

リフティング練習の最終段階として、回数を出来る限り増やす!

回数を増やすためには、もはや集中力ではなく、無意識にボールをリフティングする必要がある!この無意識の状態になると、試合中も、ボールではなく、試合全体の流れに集中出来る!

以上の条件の元、体の各部分でリフティング出来るようになったら…

リフティング練習は、垂直方向と水平方向の違いこそあれ、地面上の全てのボール扱いにも当てはまる!


従って、試合中のドリブル、パス、シュート等、試合中のあらゆるボール扱いの精度が確実に上がる!

よって、リフティング練習には、予想以上の凄い効果がある!

でも、めちゃめちゃ大変だよ!

P.S.リフティングの正しいフォームは、こちら!
http://bit.ly/2TeMSZ0

歩くサッカー2021/01/15

先日、マンチェスター・シティのグアルディオラ監督が、言っていたことには…

「人は歩き、ボールを走らせる。」と言っていた。

…だが、私の提唱するサッカースタイルは、「人は歩き、ボールも歩かせる。」

このスタイルのポイントは、3つ。
●相手の重心側の足
●足裏ロール
●回転の理論

このゆっくりとしたスタイルなら、スピードがなくても十分太刀打ち出来、完全にテクニック勝負に持ち込める。

更に、様々な過酷な環境においても、十分対応出来る。


ただ、そのためには、選手一人一人が、それ相当の高い技術を持つことが必要である!


私は、勤勉で器用で繊細な日本人には、それが出来ると思う。

取れそうで取れないところに置く2021/01/19

キープする際、ボールを相手が取れそうで取れないところに置き、相手の突っ込みを待ち交わすか、重心が乗る足側を抜くのが、良いと思う。

例えば、高学年が、低学年か幼児を相手に1対1をする際、どんなにスピードがある子供でも、スピードでは抜かず、相手の取れそうで取れないところにボールを置くと思う。

ただ、相手が自分よりスピードがある場合に、この取れそうで取れないところにボールを置くには、コツがある。

この際のキープは、決して一瞬たりとも、ボールを晒してはいけない!晒すことで、相手に、自分とボールとの間に体を入れられてしまう!

つまり、進行方向の足のアウトサイドではボールを持たない!

アウトサイドでボールを押した直後、その足に重心が乗り、ボールはどうしても晒されてしまう。

私の提唱するキープは、進行方向と逆の足裏でゆったりロールする(半身の状態での相手側の足裏ロール)=自称「welcome」

このwelcomeを使えば、たとえスピードがなくても、たとえ密集地でも、交わしたり抜いたりキープ出来ると思う。

このwelcomeに興味、関心がある方は、私のサッカー教室で!
(今の状況が収まったら…お願いします!)

上半身の(脱力に伴う)揺れ2021/01/22

一般的に、上半身の揺れが抜く際に出現すると、「ボディフェイント」だと、指摘されるが…

この上半身の揺れは、全くの無意識で、決して意識しているものではない!

…なので、たとえ、上半身の揺れで相手が倒れたとしても、「何で倒れたの?」と思うくらい無意識に上半身は動いている。

そもそも、サッカーの試合中の全ての動きに(どんな些細な動きにも)、上半身の揺れ(※下記参照)が常に伴っている。その結果、全てが、フェイントになっている!

また、ジンガにおけるどんな些細な足裏の動作に対しても、常に、上半身の揺れが伴っている!その結果、ジンガは、フェイントのオンパレードになる!


また、単純なインステップでのリフティングにおいても、ボールを蹴る前に、胸を起点に足先まで、その都度事前に波を流す。

※基本的に、
●ボールを前に動かしたり、体の正面で扱う時には、全身を「縦揺れ」させる。
●ボールを横に動かしたり、体の横で扱う時には、全身を「横揺れ」させる。
●シザース等の回転を伴う時には、全身を「ねじれ」させる。

以上、ボールに触れる前には、3通りの体の動かし方がある。

その具体的な映像は、下記をご覧ください!
http://bit.ly/2TeMSZ0

簡単で究極な抜き方2021/01/26

今回紹介するのは、相手が突っ込んで来る時の抜き方。

これまで、相手が突っ込んで来る方向によって、交わす方向が違うことは紹介してきたが…

手っ取り早くて、簡単で究極な一つの抜き方を紹介する。


例えば、こちらが、右足のアウトサイドでボールを持っていて、相手が正面から突っ込んで来る際に…

自分の右斜め前に抜くのが理想なので、突っ込んで来る相手が2m位まで接近した時の着地した左足の直ぐ外側に、ボールを少し浮かせ(10㎝位)、相手を抜く。

要は、相手の重心側に抜くことで、スピード勝負にはならない。勿論、抜いた後は、相手の背後に入るように円を描いてドリブルする。

コツとしては、
●近付いて来る相手の左足の着地するリズムを事前に把握しておき、感覚的にボールを斜め前に膝抜きで押し出す。
●もしかすると、相手は、その重心が掛かった左足でジャンプするかも知れないので、念には念を入れて、ボールを10㎝位浮かせる。

また、右アウトサイドでボールを持っている際、左斜め前に抜きたかったら、同じように、相手の右足の着地のリズムを観察する。

さらに、正面ではなく相手が斜めから来ても、その方向に向き直り、同じように抜くことが出来る。


その前段階の練習としては、自分の前に相手を立たせ、その場で分かりやすく大袈裟に足踏みをしてもらい、ボールを出すタイミングを体感すると良い。


どうぞお試しあれ!