止まっている相手を抜くには… ― 2022/05/20
こちらの仕掛けの動作に全く動かない守備者を抜くのは、異常に難しい!
しかも、動かない守備者が縦に二人並ばれると、尚更抜きづらくなってしまう!
普通に仕掛けても、目の前かその後ろの守備者に、(ボールとの間に)体を入れられてしまう!
そんな時は、例えば、利き足の右アウトサイドで最初の守備者にゆっくり近づき、自分の間合いに入ったら…
膝抜きドリブルで小さくボールを浮かせ、相手の左側を抜く。
この際、重要なことは、どちらにも重心が掛かっていない(ニュートラルな状態)相手に、左足に重心を一瞬でも掛けさせなければならない。
そのための手段を、ここでは、2つ紹介する。
●こちらは、ボールを右足アウトサイドに触れたまま、胸をボールを出したい方向に平行に突き出すと、相手は一瞬左足に重心を移すはず。
●こちらは、ボールを右アウトサイドに触れたまま、今度は、左斜め前方に、胸を上方に張る(先日の記事の土屋健二流パスフェイント)と、相手は右足を上げるために、当然左足に重心が掛かるはず。
上記の2つの方法で、相手が左足に重心を掛けた瞬間、少し相手の左斜め後方に抜き出たら、相手の後ろに回り込み、その後、相手の周りを回旋し(受け渡しABターンを利用)、相手を引きずるようにドリブルし、次の相手に向かう。
お分かり頂けましたか?
こちらは、胸の一瞬の揺れのみ、相手は一瞬の重心移動のみの緻密な駆け引きは、他の選手や観客には理解出来ないかも知れない!










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