ドイツ本の製作 ― 2009/04/14
昨年9月上旬の11日間、ドイツ本製作のためドイツを訪れた。
この本は、ドイツ在住でサッカー関係の仕事をしている池下氏(私のヨーロッパでのマネージャー)の多大なる協力で実現!また、この本は、ドイツのスポーツメーカーSALLER社の企画製作で行われた。
撮影は、ベルリン郊外のザラー本社の体育館で、朝9時~18時まで、途中昼食を1時間挟みながら、一日8時間、連続10日間続けられた。
撮影の流れはこうである。
ザラー関係者5~6人が見守る中、先ず、私がある技術を、傍らにいるドイツ人のサッカー選手に見せる。そして、それが目新しいものと判断されたら、その技術を通訳を交えて撮影していく。
一つの技術を『O.K.』が出るまで延々に繰り返す。しかも、1台のカメラで、正面、アップ、後ろと、一つの技術だけでも、3回の『O.K.』を貰わなければならない。
しかも、完璧な実技が期待されている。一つだけで、汗びっしょりになる。スタッフから、励ましの声等一切かからず、静寂の中…私の呼吸音だけが響いてた。
皆、一人の日本人の実力を、冷ややかに見ている感じだった。いつ終わるか分からない程のとてつもない長い時間の中、私は、いつも日本、ひいてはアジア人としてプライドを持ち、『絶対、やってやる』と拳を握っていた。
・・・この撮影中、毎晩、宿泊先のホテルで、着用したユニホームなどの洗濯物を手洗いしていた・・・。
この10日間で、私のすべての技術、理論が撮影された。この映像は、二冊に分けて販売する。いずれもう一冊、ドリブル、フェイント編が出版されるでしょう。ご期待あれ!
添付した写真は、映像処理が出来るシートの前に人工芝を敷いた今回の撮影場所。
ドイツのスポーツメーカーSALLER社のHPはこちら
日本での購入は ザラージャパンで
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