パス・シュートの際、ウェーブを利かせる ― 2014/05/03
それに対し、上半身を揺らせたパス、シュートは、ワンテンポ微妙に遅れるので、タイミングが読まれにくい!
その上、上半身を揺らせたパス、シュートは、ボールのスピードが速い。
ここでちょっと想像してみて下さい!
インステップの上に乗せたボールを、膝下だけの振りでボールを真上に上げようとした時…
上半身を揺らさないで上げようとしても、ボールはそれ程高くは上がらない。
…しかし、上半身を揺らせて上げると、予想以上に高く上がるかと思う。
よって、膝下の振りだけの(予備動作の少ない理想的な)パス、シュートには、上半身の揺れは欠かせない!
そして、常にパス、シュートの準備をしておくためには、ボールを保持している時には常に上半身は揺れていなければならない。
引いては、日常生活から恒常的に上半身は揺れていなければならないと思う。
すべては、その一瞬のために…
二人でのリフティングパス練習の薦め ― 2014/05/05
二人でのボールを落とさないリフティングパスも奥が深いし、効果的な練習方法だと思う。
ゴロのパスのトラップは、平面なので、ごまかしが利く。
一方、リフティングパスのトラップは空中なので、ごまかしが利かない。
全身のあらゆる部分で、次に行きたい方向と距離にボールを正確にコントロールしなければならない。
しかも試合中なら相手もいるのだから、圧力がないリフティングパス練習においては、ボールを周辺視野で見るくらいの余裕さが必要になる。
当に、リフティングパスには、高い技術が要求される。
さらに、リフティングパスの際、
●二人の距離を長くしたり、
●ボールタッチ数を制限したり、
●ボールの軌道、質を限定したり、
●二人が常に動きながら等
様々な条件を加えれば、さらに高い技術が必要になる。
…でも、もし、このようなリフティングパスが出来るようになったら、ゴロでのパスは、もう朝飯前になるに違いない!
ただ、その根底には、個々の選手の高い技術が当然必要になる。
返信出来ません! ― 2014/05/09
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土屋健二ワールド ― 2014/05/17
私自身別に違うことをやろうという意識はなく、ただ一般的なことを普通にやっているだけ。
ただ、違うのは、ボールに対する慣れ。
日々長時間、長年練習しているので、ボールに対する慣れには、自信がある。
その結果、脱力することが出来、独特のボール扱い、世界観を生み出しているのだと思う。
私は特別なことはしていない!
だから、あなたのサッカー観に参加させて下さい!
目指すものは、同じだと思うから…
ジンガ(土屋健二テクニック)の誤解 ― 2014/05/29
選手、指導者の中には、ジンガは、「ボールを離さないでキープしまくるもの」 と誤解している人がいるのではないか?
確かに、キープしまくることも可能だが…
ジンガは、相手に足を出され奪われそうになった瞬間、咄嗟に繰り出す足技である。
私が、自分の著書付属のDVDやYouTubeで実演している途切れのない、結構長い時間のジンガを、そのまま試合で使う訳ではない!
これらの映像のジンガは、単に、足にボールを慣らすためのドリル練習!両足の連携のためのトレーニング。
ジンガを試合で使う時は、瞬間。
だから、ジンガは決して試合展開を遅らせるものではない!
また、素早いパス回しの際もジンガは有効なので、パスを主体とするチームも、是非ジンガの練習を!!
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