キレのドリブルと柔らかいドリブル2011/06/21

しょうゆ顔。

ドリブラーのほとんどが、敏捷性を生かして自ら相手に仕掛けていく、キレのドリブルをしている。

一方、私が推奨しているのは、全身の揺れを利用し、相手の体重移動を見切って進む、ゆったりとしたドリブル。

キレのドリブルは、スペースに蹴りだすため、当然ボールが足から離れやすいのに対し…私流の柔らかいドリブルは、押し出す(引きずる)ためボールは足から離れにくく張り付いているようにも見える。


自分より敏捷性に優れた敵を抜くには…どうしたら良いのか?

以前実践したことがあるのだが…身近で、人間より遥かに敏捷性がある動物…「犬」(通常100メートル6秒の俊足)をドリブルで抜いてみた…

私が、ちょっとでも足からボールを離したら、たちまちその犬に距離を詰められ、ボールを奪われてしまう。まして、ボールを大きく蹴り出しても、犬よりも速く追いつくことなど到底出来ることではない。要するに、犬はこちらから仕掛けたのでは、絶対抜けない!

そこで、私流の全身を揺らすドリブル。

幸いにも、犬の観察力は高く、私の上半身の少しの動きにも反応してくれる。だから、この上半身から足の間を流れる揺れを利用して、犬の体重移動を誘い、その逆、逆、と小刻みにドリブルする方向を変えれば良い。

さらに、ボールを晒す瞬間がないように、左右の足で連係(ジンガ!)を取り、アウトサイドや足裏で押し出す・舐める等して、常にボールに触れていれば良い。

スピードで、犬を振り切ることは出来ないので、このキープの状態で前進し、ゴールを決めるしかない。


…このように、ずば抜けた敏捷性のある世界の猛者を相手にした時は、キレではなく、柔らかいドリブルなら抜けると思う。…いや、私流の柔らかいドリブルしかないと思う。


この柔らかいドリブルには、生まれ持っての背の高さ・足の速さは必要なく、著しく卓越した技術さえあれば良いだろう。

だから、努力さえすれば、誰にでもそのチャンスはある!!


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