リフティングの基本フォーム ― 2023/05/22
先ず、打点は、足の親指の内側の付け根辺りでボールの下の向こう側に当て、しかも、当たる瞬間、足首をスナップさせ、ボールに軽い逆回転を掛ける。(逆回転を掛けることで、ボールは間違っても前方には流れない。逆に無回転だとボールは安定しない。また、シュートのための無回転リフティングは、座って足の甲を伸ばして行えば良い。)
次に、リフティングの下半身のフォームは、ワンバウンドリフティングのバウンドを極力小さくし、ショートバウンドでボールに触れる。
さらに、上半身のフォームは、決して、猫背にならず、胸を張って、視線だけを下げボールを見る。そして、当然、胸を起点とし、足首まで波を流す。
以上、このように、全身を脱力し、末端まで波を流すことによって、ボールタッチのリズムは裏打ちになり、試合中の全てのボール扱いが、自然にフェイントを伴う(タメが出来る)ようになる。
しかしながら、残念なことに、様々なSNSを見る限り、上記のようなウェーブリフティングをしている選手は、現在ほとんど見受けられない。
これでは、試合中、相手の重心側を抜くことは出来ず、皆、重心の逆側を、スピード、パワー、キレで抜く方法しかなくなってしまう。これだと、海外の黒人選手には、当然歯が立たない!
因みに、上半身を含む全身を脱力させる(ウェーブリフティング)ためには、上半身を含む全身での徹底したリフティングしかないと思う。
もっと上半身のリフティング練習を! ― 2023/05/06
上半身を含む全身が揺れるため(スーパースターになるため)には、特に、上半身のリフティング練習が、絶対に必要になる。
上半身、つまり、頭、肩、背中、胸の各部分でのリフティングである。
頭のリフティングは、試合中のヘディングのためか、かなりメジャーなリフティング練習であるが…
肩、背中、胸のリフティングは、イマイチ注目度が低い。
…だが、世界的スーパースターを目指す選手には、肩、背中、胸のリフティング練習は、必要不可欠!しかも、猛練習が必要!
肩、背中、胸のリフティングは、試合中そこでのボール扱いを向上させるため以上に、上半身を揺らせる、脱力させるために、必要になる。
そして、全身を揺らせる、脱力させる目的で、現在、リズムに合わせての体操を普段から取り入れている選手、チームには、特に、お勧めしたい!
なお、上半身の各部分での具体的なリフティング練習方法は…
●頭→普通に頭で繰り返しリフティング(低学年は柔らかいバレーボール使用)。
●肩→普通に肩で繰り返しリフティング。
●背中→一旦背中で止め、それを跳ね上げてまた背中でキャッチ。これを繰り返す。
●胸→胸、もも、インステップの3点リフティングを繰り返す。
圧力を掛けた個人技練習 ― 2022/02/10
その練習時に、圧力を掛けてみて頂きたい!
リフティング、ジンガの最中に、身近にいる人に、押したり引っ張ったりして貰うのはどうだろうか!
相手の押し引きに対して、抵抗したりぶっ飛ばされたりしてみてはどうだろうか!
その際も、胸を張ってバランスを保ちながらも、全身の力を抜く(力を入れる時も一瞬だけ)。また、ボールを決して離さないためにも、特に足首の力は、常時抜いた方が良い。
もし、これでも余裕がある時は、更に強度を高めて頂き、そして、最後は、私情も入れて…
この練習によって、試合でも、相当の自信、余裕が生まれると思う。
脱力による上半身の自然な揺れ ― 2022/01/10
つまり、全身の揺れの動きの助けを借りて、ボールにより威力を与えている。
…なので、上半身の動きは、決して伊達ではない!その上、自然な上半身の揺れは、それ自体フェイントになり得ている。
決して、ボールの動きと関係なく、上半身を単独で勝手に動かしてはいない!しかも、意識的に動かしたりしていない!
サッカーに関する限り、非常に不安定な動きをするボールという存在があるため、ダンスだけでは、決して、全身は脱力出来ない!
(現に、プロのダンサーは、柔らかいボール扱いは、決して出来ない!)
そして、その検証法として、下半身ではなく、上半身(頭、肩)でのリフティングをやって見てください!
その際、上半身を含む全身が揺れ(脱力され)ていますか?
連戦の後は上半身のリフティングを! ― 2021/09/13
試合では、なかなか上半身(特に、肩、背中)にボールが触れることはないので…
連戦の上、普段の自主練をしない状況では、一日の上半身でのボールタッチの回数が激減し、上半身が一時的にボールに不慣れな状態になってしまう。
そのため、連戦の後の自主練では、上半身のリフティングを多めに行って頂きたい!
リフティング練習の効果 ― 2021/01/06
リフティング練習では、先ず、ボールを繰り返し、真上に、同じ高さに上げる。
真上に上げ続けるためには、ボールの芯を常に捉えなければならない!
そして、同じ高さに上げるためには、強さを常にコントロールしなければならない!
リフティング練習の次の段階として、上記の条件に加え、ボールに常に同じ回転を掛ける。
ボールに同じ回転を掛け続けるためには、ボールの芯を外す度合を感覚的に体得しなければならない!
更なるリフティング練習の段階として、上記の全ての条件に加え、動きながら(歩いたり走ったり)や体の各部分の芯を外してリフティングする!
リフティング練習の最終段階として、回数を出来る限り増やす!
回数を増やすためには、もはや集中力ではなく、無意識にボールをリフティングする必要がある!この無意識の状態になると、試合中も、ボールではなく、試合全体の流れに集中出来る!
以上の条件の元、体の各部分でリフティング出来るようになったら…
リフティング練習は、垂直方向と水平方向の違いこそあれ、地面上の全てのボール扱いにも当てはまる!
従って、試合中のドリブル、パス、シュート等、試合中のあらゆるボール扱いの精度が確実に上がる!
よって、リフティング練習には、予想以上の凄い効果がある!
でも、めちゃめちゃ大変だよ!
P.S.リフティングの正しいフォームは、こちら!
http://bit.ly/2TeMSZ0
私は動きを誇張している! ― 2020/07/07
『歴代のスーパースターを含む誰も、私の様な大きな揺れはしていない!』と、指摘されるが…
私は、彼らの上半身を含む全身の動きを、見ている人に分かりやすいように、ゆっくりと大袈裟に、故意に動いているのだ!
彼らの実際の動きは、そのユニホームの下、非常に些細にさざ波のように速く波を打っているので…
多くの人々がその動きを確認することは、本当に難しい!
…なので、あくまで、私は、自分の世界に入ってしまっているのでは、決してない!
もっと上半身のリフティングを! ― 2020/05/22
でも、その多くは、足でのリフティング。
私の希望としては、もっと上半身でのリフティングをしてもらいたい!
インステップに触れる回数分、同じように、頭、肩、胸、背中にも当てて貰いたい!
例えば、インステップで1000回触れたら、肩でも1000回触れる。
初めは、手で持って、1回づつ徹底して上半身の各箇所に当てる。当てることによって、その箇所がボールに慣れる。
手で持って体に当てるのだから、家の中の物を壊すこともなく、このステイホームには、適していると思う。
そして、上半身のそれぞれの箇所がボールに慣れることによって、上半身が脱力出来、その結果、上半身が揺れ始める。
この揺れは、あくまで意識的ではなく、無意識に自然に揺れなければならない!
さらに、試合中、上半身が自然に揺れることによって、もうそれだけで相手の重心移動を誘い(レベルの高い試合ほど…)、あからさまなフェイントやスピードを使うことなく、抜けるかと思う!
歴代のスーパースターは、例外なく、上半身を含む全身がボールに慣れ切っている!
…普通では、上の上まで行けないぞ!
因みに、上半身のリフティングの映像はこちら!
http://bit.ly/2TeMSZ0
リフティング練習の目的 ― 2019/12/04
ボールを自分の思ったところに、体の各部分で正確に送り出すためには、ボールの重心を正確にその部分で捉える必要がある。
そのためには、その部分を繰り返しボールに当て、体や視覚や感覚に覚え込ませるしかないと思う。
しかも、試合中は、相手が近くにいるので、ボールの重心は無意識に捉えなければならない!
そのためには、徹底した反復練習しかない!
パス主体のチームも、インサイドを無意識に正確にボールの重心に当てるために、インサイドパスを日々徹底して反復しているのだと思う。
このインサイド同様、全身の各部分でも、徹底して反復して、ボールの重心を正確に捉える感覚を養う必要があると思う。
これが、リフティング練習の目的の一つである。
よって、リフティング練習も、インサイドパスの練習同様、非常に重要な練習である!
リフティングの本来の意味 ― 2019/04/17
だから、実際のサッカーのリフティングにおいても、「蹴る」のではなく、「持ち上げる」という感覚でなければならないと思う。
具体的に、一瞬当てるのではなく、受け止めて持ち上げる、放り上げるという感覚!
つまり、ボールとの接触時間が長くなる。
そして、接触時間を長くするためには、全身を脱力させ、上半身から足首まで波を流す必要がある。
よって、私の開発したウェーブリフティングは、リフティングの本来の意味である「持ち上げる」という感覚に近いのではないだろうか!
そのウェーブリフティングの基礎は、こちら!
★アプリ『極意リフティング基礎編』http://goo.gl/lvSM0z
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