技の美しさ2020/05/12

先日、テレビで、トランポリン女子代表の森ひかるさんの強さの秘訣を特集していた。

彼女は、高校年代までに、既に輝かしい成績を残していた。

彼女の特徴は、それまで、技の難易度の高さだった。

しかし、大学入学時から、その指導者によって、難易度の高い技は封印された。

…というのも、トランポリンの採点項目には、技の難易度の他に、技の美しさ、完成度…がある。

当時、彼女は、技の難易度に比べると、技の美しさについては芳しくはなかった。

その指導者曰く、技の難易度を追求すると、いづれ頭打ちになる。今後、更に成長していくためには、技の美しさが必要である、と。

技の美しさ、つまり、基本的な動作の美しさ、安定感、完成度である。

サッカーに置き換えれば、基本的な動作、つまり、インサイドパスだけでなく、インステップ、アウトサイド、頭、肩…等々での単純なリフティングの他、アウトサイドや足裏…等々のドリブル、ジンガ(自分では基礎だと思う)でのボールを伴った全体の美しさ、安定感、完成度を、極限まで高める必要があるのではないか!

たとえ、気を抜いたり力を抜いた状態でも、完璧な安定感、美しさを、醸し出す必要があるのではないか!


森ひかる、彼女は、今後も更なる成長を遂げ、活躍してくれることだと思う。


最後に、ボールを伴った基本的な動作の(美しいと自分では思う)動画は、こちら!
http://bit.ly/2TeMSZ0