日本対クロアチア2022/12/06

概して、この試合、お互い、あてずっぽう合戦でした!したがって、どっちが勝っても、全くおかしくなかったと思いました。

日本の監督が言うように、繋ぐのであれば、シュートまで確実にキッチリ繋いで頂きたい。

それには、抜本的に、前線や中盤の選手だけでなく守備の選手も、もっともっとキープ力(インサイドではなく足裏による)と、柔らかいボール扱いが必要だと思います。


一方、今日未明のブラジルは、韓国の激しい圧力の中でも、楽しそうに遊んでいましたね!

もし、ブラジル(FIFAランキング1位)のような遊ぶサッカーを目指し、W杯で優勝するためには、協会や日本代表のファンへの忖度やサッカー関係者間の長期間の嫉妬、プライド、圧力…等は、もう全て終わりにした方が良いと思います!

もっとざっくばらんに、言い合える環境が必要ではないかと…

…さもなければ、ず~とこのままのレベルで、今後の進化も全く期待出来ないでしょう!

…いつか、あのブラジルを、5対0でおちょくり倒すためにも!

パスを回すには個人技が必要2022/12/09

試合中、パスを回すには、一人一人の高い柔らかい個人技(リフティング、ジンガ、ドリブル)が、必要不可欠!

メッシ、イニエスタ、シャビ…等がいた頃のかつてのFCバルセロナは、華麗に長短のパスを繰り出していた。

彼らは、高い個人技を持っていたため、華麗なパスが実現していたのだと思う。

特に、密集でパスを回すためには、相手との絶妙な駆け引きが必要になる。

ただ、各選手の動き方のセオリーだけでは、決して華麗なパス回しにはならない。

もし仮に、各選手のセオリーだけで、華麗なパス回しが出来るのであれば、当時のFCバルセロナのAチームとBチームの実力は、全く同じにならなくてはならない。

でも、実際、AチームとBチームの実力差は、相当なものだったと思う。

また、今回のW杯のカタールの戦術に、FCバルセロナのセオリーが導入されていたようだが、結果はご存知の通りである。

…なので、華麗な長短のパスをするためには、パス回しの練習だけでなく、選手一人一人の個人技の練習も、併せて必要になってくると思う。

…なので、結論として、ドリブル主体のチームだけでなく、パス主体のチームも、同じように個人技の練習が必要である。


したがって、育成年代のドリブル主体のチームは、将来、パス主体のビッグクラブに入るための極めて重要な準備をしているのであると思う!

ボールを止める時は奪える!2022/12/13

大体の人はボールを止める時、ボールの向こう側をインサイドでおさえるか、ボールの上に足裏を置いて、ボールを止めるかだと思う。

また、DFにとって、この相手がボールを止める時が、ボールを奪えるチャンスである。

普通、FWがボールを止めた時、DFは、ボールに対して足を伸ばすと思うが…これだと、簡単に交わされてしまう。

そうではなく、DFは、FWがボールを止めようとした足の対角の足を、相手の足の間に滑り込ませ、その足をボール側に払い、奪う。

この時、FWは、ボールを手前に戻すことが出来ず、あっさり奪われてしまうだろう。

このパターンは、大きく流れたボールに対してだけでなく、小さくボールを20㎝位何気なく横に流した時にも、同じように使える!

一方、FWとして、これを防ぐために、大きく流れたボールを止める際には、インサイドや足裏で止めず、アウトサイドで止め、相手とボールとの間に体を入れる方法があるが…

FWが、小さく20㎝位何気なくボールを横に出した時は、さすがに、このアウトサイドで止め体を入れる大袈裟な動作はしないと思う。

…なので、DFとしては、FWの何気なく20㎝横に出す動作を見逃さず、対角の足を相手の足の間に突っ込めば良いと思う。

因みに、FWのこの何気なく20㎝アウトサイドで横に出す動きは、試合中かなり頻繁に出現している。

そもそも、FWは、この場合、アウトサイドで横ではなく、足裏ロールの連続、そして、受け渡しABターンが好ましいと思う。

なお、受け渡しABターンは、下記のアプリで!
http://bit.ly/2TeMSZ0

フランスvsモロッコ2022/12/15

この試合、概して、モロッコの攻めに対して、フランスが守る展開。

しかし、モロッコは、ゴール前で密集して守るフランスを攻めきれない!

これは、ヨーロッパ(トレセン)スタイルの典型的な弱点によるもの。

密集地でのモロッコのインサイドによるパスは、簡単に読まれ通用しない!

また、アクション(仕掛け)のドリブルやアバウトな放り込みも、身体能力が高いフランスの守りには、尚更通用しない!

…やはり、密集地帯には、常に相手の動きを観察し、アウトサイドや足裏を駆使してのリアクションでのショートパス、ドリブルのスタイルにした方が良いと思う!

このヨーロッパスタイルの弱点を改善しない限り、4年後、8年後も…、守り切る相手は崩せず、一か八かの運に頼るサッカーになってしまうだろう!

今回のモロッコを含む、世界中の多くのヨーロッパスタイルの代表、クラブチームには、早く気付いてもらいたい!

12/30土屋健二サッカー教室in高崎。2022/12/16

来たる12月30日(金)12時~15時、年末恒例の私のサッカー教室を、高崎市内で開催します。

教室(3時間)では、さらに進化した様々な柔らかいボール扱いの他、様々な場面での最善のボールの捌き方等を、最大で約400個程ご紹介致します!

費用は、
幼児:1000円
小学生:3000円
中学生以上:4000円

興味、関心がございましたら、kenjiwave@hotmail.co.jp まで、ご連絡ください!詳細をお知らせ致します。

土屋健二

アルゼンチン悲願のW杯優勝2022/12/19

今日未明、アルゼンチンは、フランスとの壮絶なる試合の結果、36年振りに、W杯で優勝した!

この試合、概して、アルゼンチンの技術に対して、フランスのスピードの戦いであった。

私としては、技術のアルゼンチンが優勝して
安心すると共に、今後、技術主体の代表、クラブチームが増えてくれることを切に願っている!

また、メッシが、自らの代表での最後になるこの試合で、悲願のW杯優勝の初タイトルを獲得したことは、最高に喜ばしい!天国にいるマラドーナも、さぞかしガッツポーズをしているに違いない!

最後に、代表の活躍が自分たちの最大の生き甲斐になっているアルゼンチン国民に、おめでとう!と言いたい。

!Enhorabuena!
Argentina!Argentina!
Argentina!

次は個人の時代に!2022/12/20

今までのサッカーの歴史は、個人、組織、個人、組織…と順番に来ている。

そして、現代は、組織の時代が長く続いているが、今回のメッシ擁するアルゼンチンの優勝を機に、これからは、個人の時代が来てもらいたい!

そのためには…

その個人は、現代の完璧過ぎる組織を打ち破る個人でなければならない!

そのためには、異常な発想と強烈な武器を持ち、そして、異常な練習量を日々実施する必要があると思う!

そして、そのために、その周りの指導者には、その型破りで異常な選手を矯正せず、暖かい目で見守る度量の広さが必要になって来ると思う!

誰か、次の個人の時代の主役に名乗り出て(出させて)頂きたい!

どうか、次は、異常な選手が日の目を見る時代が来てもらいたい!

「土屋健二サッカー教室in関東」が格安に!2022/12/25

~1月10日(12/30を除く)まで、関東の1都7県において、私、土屋健二のサッカー教室(団体または個人でも!)を、交通費なしの指導料のみで承ります!

ドリブル主体のチームだけでなく、パス主体のチームにおいても、個人の質を高めるために、革新的な個人技と個人戦術の理論を多数ご紹介致します!

単独チームだけでなく、普段交流のある近隣のチームを誘っての教室も、ご検討ください!

もし、興味、関心がございましたら、kenjiwave@hotmail.co.jp までお問合せください!

土屋健二

高校サッカー選手権「聖和vs大分」2022/12/28

明日12月29日(木)、「聖和vs大分」の観戦及び売込に参ります!

私を見掛けた際は、お気軽に、お声掛けください!

土屋健二

ペレが亡くなってしまった…2022/12/30

1997年に、マレーシアで初めてペレに会って以来、交流が始まり、手紙やメールも頂きました。

いつもニコニコしていて、暖かく、人格者だったと思います。

ペレもリフティングが大好きで、手紙には、「Keep rolling !」と書かれていました。

これで、また一人、スーパースターが亡くなってしまいました!

きっと、天国で、マラドーナとリフティングしているんだろうなぁ~!

ペレのご冥福をお祈り申し上げます!

土屋健二