中国、関西遠征から帰宅!2022/11/08

昨日、10月28日~11月7日の遠征から無事帰宅。

具体的には、岡山、兵庫、大阪、滋賀を回り、7カ所で教室を実施。

今回も、たくさんの子供達、指導者にはお世話になりました!ありがとうございました!

そして、たくさんの技術、理論を紹介させて頂きました!

…なので、忘れない内に、自分のサッカーノートに書き込み、日々反復、イメージして頂きたい!

そして、特に、全てのボール扱いの直前に必ず伴う上半身の揺れを、強く記憶して頂きたい!

それこそが、私・土屋健二のサッカー教室を受けた証になると思うので…

闘牛士2022/11/11

試合中、相手を抜く際は、正にスペインの闘牛士になったかのように、相手(牛)を交わそう!

闘牛士は、決してこちらから相手(牛)に向かわず、あくまで相手(牛)が来るのを待って交わす!

もし、一定の距離を保ち、お互い止まってしまったら、主に、上半身の微妙な揺れで相手の体重移動を誘い、重心が掛かった側の外側にボールを少し浮かせて抜く!

そして、相手を抜いた後は、(相手の追撃を許さないために)相手の背後に回り込む!

また、逆に、こちらから相手(牛)に向かっていったのでは、身体能力の勝負になってしまい、決して華麗なショーにはならない!

なお、相手を抜いた際には、心の中で、オーレ!と言おう!

サッカーは、一か八かのスポーツ?2022/11/14

身体能力を売りにしている多くの選手は、サッカーを、一か八かのスポーツだと思っているのではないのか!

確かに、味方と相手の間に、ただただ一か八かにボールを放り込むと、背が高く足が速く力強い選手の方が有利であることは、言うまでもない!

そして、確かに、日本国内での試合には勝てると思うが、人々の記憶には残らず、私を含め、興ざめしてしまう観客も少なくないであろう!

まして、身体能力が桁違いに高い海外選手が相手となると、日本人にとって、身体能力のサッカーは、明らかに分が悪い!

…なので、特に、日本人は、サッカーは、一か八かのスポーツではなく、最後まで技術でキッチリ繋ぐ、石橋を叩くスポーツだと思った方が良いと思う!


日本人選手のこの一般的な概念が変わらない限り、世界のサッカー勢力図は決して崩せず、W杯での優勝はあり得ないと思う!

抜け出す時、ボールが離れている!2022/11/18

様々なSNSや試合の映像を見ていると…

相手を抜き去る最後タッチで、多くの場合、ボールが離れ過ぎている!

これは、この最後のタッチを、皆、インサイドまたはインフロントで触れているため、ボールは必然的に離れてしまうのである。

さらに、一人での自主練の際のフリードリブルの時でさえ、同じように、ボールが離れてしまっている!

どうか、各自、様々な映像を見て、この事象を確認してもらいたい!

そして、世の中に蔓延しているこの悪い習慣は、即刻止めるべきだと思うが、浸透するには時間が掛かり、この先、何十年…と残念ながら世界中で続いてしまうだろう。

概して、守備者は、攻撃者のボールが離れるのを待っているもの。抜き去る最後のタッチを大きくしてしまうと、守備者の思う壺!

…もしくは、直ぐ後ろの第2守備者に、簡単に奪われてしまう!

…やはり、相手を抜き去る最後のタッチは、アウトサイドが良いと思う!

しかも、二つの足の延長線上に、ボールを膝抜きの形で押し込み(接地時間が長い)、出来る限りボールを足から離さないようにするしかない!


…確認出来た人には、この先、この事象を、攻守で存分に活用して頂きたい!

11/26土屋健二サッカー教室in高崎。2022/11/21


来たる11月26日(土)12時~15時、私のサッカー教室を、高崎市内で開催します。

教室(3時間)では、さらに進化した様々なボール扱いの他、様々な場面でのボールの最善の捌き方、やってはいけない捌き方をご紹介致します!

費用は、
幼児:1000円
小学生:3000円
中学生以上:4000円

興味、関心がございましたら、kenjiwave@hotmail.co.jp まで、ご連絡ください!詳細をお知らせ致します。

土屋健二

明日11/26土屋健二サッカー教室in高崎。2022/11/25

いよいよ明日、11月26日(土)12時~15時、私のサッカー教室を、高崎市内で開催します。

教室(3時間)では、さらに進化した様々なボール扱いの他、様々な場面でのボールの最善の捌き方、やってはいけない捌き方をご紹介致します!

費用は、
幼児:1000円
小学生:3000円
中学生以上:4000円

興味、関心がございましたら、kenjiwave@hotmail.co.jp まで、ご連絡ください!詳細をお知らせ致します。

土屋健二

密集で守られたコスタリカ戦について2022/11/28

誰も、技術的な敗因について語っていないので、敢えて…

概して、インサイド主体のヨーロッパスタイル(トレセン)のチームは、相手ゴール前に密集で守られると、非常に弱いところがあり(世界中も同じ)、今回の対コスタリカ戦でも、その影響が顕著に現れた形となったと思う。

その理由は、以下の通り…

●パスが主にインサイドだと、そのテイクバックで簡単に読まれてしまう。

●また、キープにおいても、足裏は使わず、主にインサイドを使っているため、ボールは当然離れてしまう。

●アクション(仕掛け)で抜いても、相手の背後にスペースがないので、全く効果的ではない!

●相手を抜く時に、重心の逆側に抜いているので、(背後にスペースが必要な)スピード、パワー勝負になってしまう。

●足、上半身を含む全身が硬い。これでは、ボールが、ドリブルやトラップ時に、足からボールが離れてしまう。

●展開が速いと、当然ミスる可能性も高まり、相手の思う壺…。


以上の理由から、ヨーロッパスタイル(トレセン)のチームは、密集を突破すること全く容易ではない!

…なので、今回の対コスタリカ戦の結果も、全く意外ではない!

このパターンは、かつての2014年W杯での対ギリシャ戦と同じ…