パスを回すには個人技が必要 ― 2022/12/09
メッシ、イニエスタ、シャビ…等がいた頃のかつてのFCバルセロナは、華麗に長短のパスを繰り出していた。
彼らは、高い個人技を持っていたため、華麗なパスが実現していたのだと思う。
特に、密集でパスを回すためには、相手との絶妙な駆け引きが必要になる。
ただ、各選手の動き方のセオリーだけでは、決して華麗なパス回しにはならない。
もし仮に、各選手のセオリーだけで、華麗なパス回しが出来るのであれば、当時のFCバルセロナのAチームとBチームの実力は、全く同じにならなくてはならない。
でも、実際、AチームとBチームの実力差は、相当なものだったと思う。
また、今回のW杯のカタールの戦術に、FCバルセロナのセオリーが導入されていたようだが、結果はご存知の通りである。
…なので、華麗な長短のパスをするためには、パス回しの練習だけでなく、選手一人一人の個人技の練習も、併せて必要になってくると思う。
…なので、結論として、ドリブル主体のチームだけでなく、パス主体のチームも、同じように個人技の練習が必要である。
したがって、育成年代のドリブル主体のチームは、将来、パス主体のビッグクラブに入るための極めて重要な準備をしているのであると思う!
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