先ずはキープ力!2024/03/24

多くの選手は、キープ力がないから、セーフティに早めにパスを出すのだと思う。
そして、早めにパスを出すから、展開も速くなり、体力勝負になってしまっていると思う。
そして、それが、現在の世界のトレセン化現象にも繋がってしまっていると思う。
そもそも、キープ力がないのは、主にインサイドを多用してしまっているためだと思う。
また、現在、世界の多くの選手が、キープ力向上の努力を放棄しているのではないかとも思う。
そして、今こそ、世界各国が、足裏を使ったキープ力に目を向けるべきだと強く思う!
もし、あたかも手で持っているかのような驚異的なキープ力があれば、走る必要もなければ、試合中の全ては思い通りになる!
そして、(横やりが入らなければ…)思い通りのサッカー人生になる。

ボールを止める時に取れる2024/03/24

ボールを横に軽く小さく転がして止める時は、普通、足裏でボールの上に触れて止めるか、インサイドでボールの向こう側に触れてボールを止めるかだと思う。
この際に、DFとして良い取り方がある。
普通、DFは、止めたボールに向かって足を出すと思う。だが、これだと、FWに交わされてしまう。
…ではなく、止めたボールと相手の軸足の間に、自らの対角の足を突っ込んでいく。
このように、DFが足を出せば、FWは、為す術なく簡単にボールを奪われてしまう。
しかし、賢いFWなら、この場合、先ずボールと相手との間に体を入れ、ボールをアウトサイドで止める。
でも、何気に軽く小さく自ら出したボールに、この大袈裟な止め方はしたくないし、ブラインドサイドにすることで、相手を一瞬見失ってしまう。
そこで、この場合のベストな止め方は、私が開発した、ABターン、受渡ABターン(私のInstagram『kenjitsuchiyaginga』の下から6段目の真ん中の映像)なら、相手を常に見ながら、安定したターンが出来るかと思う。
なお、今回のボールの取り方は、相手のシュート、センターリングのフェイントの際も、同様に使える!
どうかお試しあれ!

黒人DF2人をイメージ2024/03/24

私の対人でのボール扱いの指導では、常に、DFを、50m5.6秒で身体能力のある大人の黒人選手2人をイメージしている。
…なので、キレやスピードは一切使わず、ボールは常に足首に張り付けたままで、相手DFの重心側に抜き、背後に回り込む、という指導をしている。
ただ、このためには、ボールを素早く動かせて、相手DFの重心の逆を抜くのではなく…
上半身の自然な脱力による揺れで、相手DFの重心移動を誘い、相手の重心側に抜かなければならない。
…そのためには、上半身の圧倒的なリフティング練習量でボールに慣らし、上半身が自然に揺れるのを待つ必要がある。
もし、これが小学生で出来たなら、将来ヨーロッパでの活躍は、もう間違いない!と思う。
どうだろう?!
この究極な状態を追求してはいかがだろうか?!

私が開発した『Welcome』(キープのための型)2024/02/17

キープをするには、インサイド、アウトサイドは、適していない!
なぜなら、足でボールに触れた直後、その足に重心が乗り、ボールは晒され、かつ離れてしまい、ガツガツ取りに来た相手には、簡単に奪取されてしまう!
やはり、キープには、足裏ロールが、最適である。
今回は、その足裏ロールを大いに活用した『Welcome』という、相手が突っ込んで来ない時のキープの構えを紹介したい。
『Welcome』とは、目の前の相手に対して半身になり、相手側の(前方の)足裏でロールを繰り返し、相手の突っ込みを待つ構え。
この『Welcome』で、斜め前方、横、斜め後方、後方に引っ張りながら、相手の突っ込みを待つ。
また、この『Welcome』では、ボールを決して晒さず、ボールは足に張り付いているので、相手の動きを注視することが出来る。
さらに、『Welcome』の状態から、相手の次の動きに対して、様々なリアクションをパターン化(10パターン)して準備している。
この際、たとえ相手が突っ込んで来なくても、相手の進行方向側の足に重心が掛かったタイミングで抜ける。重心側だから、スピードは、もちろん必要ない。
そして、抜いた後も、回転の理論を活用して、相手の背後に回り込めば、相手のタックルをも掻い潜り、ゆっくり突破することが出来る。
そして、この『Welcome』は、相手ゴール前の超密集地で、最大の効果を発揮する。
なお、この『Welcome』は、私の普段のサッカー教室で詳しく紹介している。

メッシの動きが私に似ていた?!2024/02/17

先日、私の教え子とその父親が、2月7日国立競技場で開催された、インテル・マイアミ対ヴッセル神戸の試合を観に行った。
そこで、2人は、メッシを生でごく間近で初めて見て、「最初私かと思って…、目をこすって、もう一度見たら、メッシだった」と聞かされました。
さらに、私が普段から言っているように、「メッシは、ボールを蹴る前に、胸が動いていた。メッシだけ、全身が脱力されていた。」とも言っていた。
今回、実際に確認して貰い、自分自身安心出来たと共に、今後の「脱力、揺れ」の啓蒙活動に自信が持てた。
また、今回のメッシの来日で、どれ程の人が、メッシの脱力、揺れに気づいただろうか?!
私は、出来る限り多くのサッカー関係者に、この(サッカー界だけでなく)スーパースターに共通する「脱力、揺れ」に気づいてもらいたい!
…そうしたら、日本サッカーの未来も明るくなり、2050年日本W杯優勝も、しっかり目に見えて来ると確信している。

インサイド封印のため、足裏ロールの徹底!2024/02/17

皆、相変わらず、試合中、相手が近くにいる時、インサイドのドリブルが原因でボールを奪われている。
皆、インサイドを無意識に使っているので、なかなか直らないと思う。
ボールを体の内側に運ぶ際には、インサイドではなく、足裏ロールが好ましい!
…そこで、無意識には、無意識を!ということで。
インサイドの使用を注意するのではなく、代わりに、足裏ロールを癖づける!
日々の自主練で、片足づつでの足裏ロールを、もう徹底的に無意識になるまで反復し、癖づけるのはいかがだろうか?!
それでも、インサイドを使用し続けるのなら、さらに異常な程、足裏ロールの反復練習を!
改善を期待している!

自主練には体育館シューズ2024/02/17

日頃、行っている自主練には、体育館シューズが良いと思う。
ただ、体育館シューズの中でも、紐で絞めるもの。よく中学生が校内で履いているものが、お薦め。
この体育館シューズは、生地が薄く、ソールも捻れるくらい柔らかく薄い。
この体育館シューズのトレーニングシューズとは違う薄さが、柔らかいボールタッチを生み出す。特に、リフティングやジンガにおいては、ボールをより裸足感覚に近い状態で感じられる!
また、床の上だけでなく、柔らかい土か芝の上で、履いて頂きたい!
そして、土や芝の上では、決して、踏ん張れないのも良いと思う。踏ん張れないことで、絶妙のバランス感覚と脱力感を獲得出来ると思う。
ただ、決してコンクリートやアスファルト等の硬い上には、この体育館シューズはお薦め出来ない。
P.S.以前、上野アメ横のスポーツ店に、私好みの体育館シューズが、山積みにされていた。

日本サッカーの今後…2024/02/17

先日のアジアカップで、日本はイランと戦い、後半、手も足も出ず、衝撃的な完敗をした。
マラドーナが、かつて言っていた。「死に物狂いで来る相手を交わすのは、至難の業だ!」と…
今までの日本代表戦の歴史の中で、4~5年に一度位のペースで、衝撃的な敗退(大人と子供の試合のような…)をして来たのを覚えている。
…だが、その都度、その教訓も、忘れ去られて来ている。多分今回も、半年後位には、もう完全に忘れ去られていると思う。
…なので、このタイミングで、日本サッカーの抜本的なスタイルを変えるのはどうだろう!
(相手の圧力を恐れ、速いテンポでパスを回すスタイルではなく)チームのキープ率を上げて、ゆっくりとパスを回し、そもそも相手に攻撃のチャンスを与えない!のは、どうだろうか!
そのためには、攻撃陣だけでなく守備陣も、キープ力(対2~3人)を異常に上げる必要がある。
しかも、決して、スピードやキレによるキープではなく、足裏を多用して、常に原則に従う、リアクションでのゆったりとしたキープが良いと思う。
そして、このキープ力があれば、強靭なフィジカルだらけのヨーロッパ諸国に対しても、パスもシュートも余裕で思い通りに出来、しかも、試合中、監督の言うことを確実に再現出来るかと思う。
そして、2050年のW杯日本優勝のためにも、必要不可欠な戦略だと思う。
また、今後ヨーロッパ諸国と同じサッカーをしていても、絶対勝てないし、そもそも、世界から見向きもされていない現状も考えて…
敢えて勇気を持って、世界のトレンド(トレセン)を、全て逆にするのはどうだろうか!
そのためには、足首を含む全身を柔らかく、そして、ボールに圧倒的に慣れ、ボールを(地上、空中で)自在に繊細に操れることが望ましい。
そのためには、度々繰り返して言うが、先ずは、上半身を含む全身でのリフティングとジンガの徹底した長期間の反復練習が必須だと思う!
…さもないと、4~5年後に、高い確率で、また衝撃的な敗退する歴史を更新することになってしまう。

サッカーが面白くない理由2024/02/17

それは、ズバリ、一か八かの当てずっぽうなプレー!
身体能力主体のサッカーだと、試合中の全てのプレーが、雑で、当てずっぽうになってしまう。
また、試合の当事者にとっては、身体能力に任せても、勝てれば良いのだが…
プロの試合となると、第三者の一般大衆に受けなければ、プロチームとして成り立たない!
例えば、サッカーの漫画において、全てが当てずっぽうだったら、とても人気は出ず、直ぐに廃版になってしまう。
…なので、長い目で見て、サッカー自体の今後の繁栄のため、そして、アジアが世界で見捨てられないためにも、身体能力に頼り過ぎず、しっかりとした技術、キッチリとした理論の元で、試合を展開して貰いたい!

世界がアジアカップへの興味を急速に失いつつある!2024/02/17

ヤフーニュースに、上記の記事があった。
その理由は単純明快。アジアのサッカーは、とにかく「つまらない」のだ。サッカー好きを「わお!」と言わせる試合はほとんどない。グループリーグの全36試合のなかで、見るに値する試合はどれほどあっただろうか。
結果、視聴率は下がり、スタジアムは閑散としている!
また、同時に開催されている、アフリカネーションズカップの方が面白いという。
私は、画一的で、定石通りの「トレセン」サッカーでは、たとえ勝ったとしても、面白くなければ、飽きられてしまうと思う。これでは、輝かしい未来は見えて来ない!
もうそろそろ、コテコテサッカーへの転換期に来ているのではないかと思う。