解説者が「ジンガ」と言わない!2025/03/22


サッカーの試合のテレビ中継時に、解説者は、選手が明らかに、ジンガをしているのに、「ジンガ」とは言わずに、「独特なドリブルをしますね!」と言うのをよく聞く。
解説者は、知っているのに言わないのか、または、そもそもジンガを知らないのか、である。
ジンガが世に出て、もう久しくなっているので、もう「ジンガをやっていますね~!」と是非言って貰いたいものである。

ジンガ練習上の注意点2025/02/02


ジンガを練習する際の注意点は、下記である。
●基本的に上半身を含む全身を脱力させる。そのために、全身によるリフティング練習が必要である。
●ジンガ練習では、常に胸を張り、両膝は軽く曲げ、重心を下げる。
●練習して慣れて来たら、出来る限り速くボールを動かす(試合中はミスしないようにゆっくりと…)。
●速くボールを動かす時は、先ず上半身を脱力させ速く動かすことによって、下半身はより速く動くようになる。上半身が、下半身をリードする感じ。
●出来限り上下動を少なくする。頭の位置が、あまり上下しないように。そのために、上半身を脱力させ揺らせる。
●リズム(三拍子)を変化させる。上半身の動きで、リズムにタメを作る。(リズムが一定だと、相手に読まれ易い。)
●ジンガ練習中は、周りを見ながら…特に、後ろを!
●基本的に、左右交互にボールにタッチ(関わる)することによって、ボールを晒す瞬間を消す。
●無意識にジンガが出来るまで、やり込む。究極は、呼吸するかのように…無意識に。
●決して、しかめっ面はせず、笑顔で時間を忘れ没頭して頂きたい。
…等々。
以上、ジンガの練習、頑張って頂きたい。

ジンガにおける「グルーブ感」2025/02/02


最近、数多くの子供たちが、ジンガ(私の開発した)の動画をアップしているが…
そのほとんどのジンガには、上半身にグルーヴ感(揺れ、タメ)がなく、リズムが一定なように思う。
例えば、ダンスにおいて、本当に最初の体験教室から、皆、上半身を含む全身の揺れ(アイソレーション)を紹介される。グルーヴ感があるだけで、音に乗ることが出来る。
私は、このグルーヴ感は、全てのスポーツ、音楽において、必要不可欠だと思う。
…なので、ジンガにおいても例外ではなく、全身を含む上半身のグルーヴ感が、絶対必要だと思う。
ジンガの際にグルーヴ感があれば、ボールは足首に完全にへばり付き、ボール捌きに強烈な緩急が付けられ、リズムも自在に変化させ、相手を翻弄することが出来ると思う。
そして、このジンガやリフティングの際に、グルーヴ感を身に付けるには、(この場合、体から離れるボールという手具があるのだから)決してダンスだけではなく、体全身が実際のボールに圧倒的に慣れる(マラドーナの様に…)必要があると思う!
…そのためには、上半身を含む全身での異常な程のリフティング練習量が必要不可欠だと思う!
ただ、現在のサッカー界では、このグルーヴ感を認識、理解出来る人は、残念ながら非常に少ないと思う!
…でも、分かる人は、分かっているので、安心して、このグルーヴ感獲得を目指して、日々頑張って頂きたい!

「ハイパージンガ」2024/09/18


スーパージンガ(俗に言うフリージンガ、フリードリブル)に関しては、2005年に発刊した本(リフティング&ジンガバイブル)で、初めて紹介した。
スーパージンガは、ご存じのように、三拍子のリズムで、ジンガABCを軸に、自分の好きな足技を組み合わせるジンガのこと。
また、それから長い年月を経て、今回は、スーパージンガの数々の弱点を克服し、より進化した「ハイパージンガ」の概要を紹介する。
「ハイパージンガ」の三大特徴
●広い移動範囲(今までのスーパージンガは、移動範囲が狭かったが…)
●予測不能なパス(アウトサイドからのテイクバック不要な膝抜き)
●相手が突っ込んで来なくても抜ける(主に足裏ロールで相手の重心側を抜く)
この「ハイパージンガ」は、膝抜き、足裏ロール、ABターン、ジンガA~Hを駆使し、常時ボールを足首に張り付ける完全無欠の複合のボールコントロール!
これにより、キープ力は格段に高まり、試合中のあらゆる状況の中で、シュート、パス、ドリブルへと容易に確実に移行出来る!
なお、この「ハイパージンガ」の詳細は、私のサッカー教室のみで、紹介している。
興味、関心がある方は、ご連絡ください!

パス回しにもジンガが使える2024/03/24

試合中の速いパス回しの最中にも、ジンガが使える。
先ず、ゴロのパスが来たら、足裏ロールで受け取り・素早いジンガと、3タッチすることで、次のパスへの置き所に、完璧にボールをフィードすることが出来る。
しかも、超密集地でも、どんな態勢からでも、決してボールを晒すことなく、決してボールを見ることなく周りを見ながら、確実に安定して素早く、次の置き所にボールをフィード出来る。
…なので、パス主体のトレセン・スタイルのチームに所属する選手が、ジンガを身に付けておいても、決して損はしない!特に、攻撃側の選手には!
逆に、一人一人が、ジンガを完璧に身に付けているトレセンスタイルのチームは、正に驚異的だと思う。
このように、ジンガの試合中の使いどころは、まだまだ…広範囲に及ぶ。
…願わくば、ジンガがワールドスタンダードになり、もっともっと普及して貰いたい!
そうしたら、世界のサッカーのレベルも、格段に上がると思うのだが…
因みに、私が開発したジンガの指導依頼は、こちらから…
kenjiwave@gmail.com

ジンガの起源2024/02/17

私の開発したジンガは…
最初1991年、サッカー教室で共演した与那城ジョージ氏が片足の足裏で器用に扱っているのを見て…
それを、両足の足裏で連携させたら、どうなるかな?の発想から…
それから、日々の練習で、自分の足が自然に動くのを記録し続けた結果、1995年には、ジンガA~Cとスーパージンガの型が薄らと出来上がった。
…でも、周りの反応は、「これは、サッカーじゃない!単なるパフォーマンスだ!」と、批判的な意見が大半を占めた。
なお、「ジンガ」は、ポルトガル語で、「揺れ」とか「リズム」という意味があるのを知って、私の独断で、「ジンガ」と命名した。
その後、私個人のHPで、ジンガのビデオを販売。その売上が、予想外に好調だったので…
2005年、教則本「リフティング&ジンガバイブル」(出版社カンゼン)が、発売された。
因みに、この本の出版の際、「ジンガ」ではなく、「ケンジ」という名前で出版したかったのだが却下された。
しかし、2008年、ドイツから出版した教則本「KENJIS BALLZAUBER」(saller)には、「ケンジ」という名前で出版している。
その後、ジンガは、日々進化し、今では、AからHまで存在、更に、スーパージンガを超える、ハイパージンガ(様々な特徴を持つ)まで出来上がっている。
…なので、(希望だが)これから、ジンガを実践する際は、特に「(上半身の)揺れ」と「(3拍子の)リズム」を、特に強調して貰いたい!
…そうしたら、ジンガ本来の効力を発揮し、密集地でも、さらに無双状態になるに違いないと思う!

ジンガ、リフティングにおける「グルーヴ感」2024/01/13

近年、数多くの子供たちが、ジンガ(私の開発した)やリフティングの動画をアップしているが…
だが、そのほとんどのジンガ、リフティングには、上半身にグルーヴ感(揺れ、タメ)がなく、リズムが単調なように思う。
例えば、ダンスにおいては、本当に最初の体験教室から、皆、上半身を含む全身の揺れ(アイソレーション)が紹介される。グルーヴ感があるだけで、音に乗ることが出来る。
私は、このグルーヴ感は、全てのスポーツ、音楽において、必要不可欠だと思う。
…なので、ジンガ、リフティングにおいても、例外ではなく、全身を含む上半身のグルーヴ感が、絶対必要だと思う。
ジンガ、リフティングの際にグルーヴ感があれば、ボールは足首や体に完全にへばり付き、ボール捌きに強烈な緩急が付けられ、リズムも自在に変化させ、相手を翻弄することが出来ると思う。
そして、このジンガやリフティングの際に、グルーヴ感を身に付けるには、(この場合、体から離れるボールという手具があるのだから)決してダンスだけではなく、体全身が実際のボールに圧倒的に慣れる(マラドーナの様に…)必要があると思う!
…そのためには、上半身を含む全身での異常な程のリフティング練習量が必要不可欠だと思う!
ただ、現在のサッカー界では、このグルーヴ感を認識、理解出来る人は、残念ながら非常に少ないと思う!
…でも、分かる人は、分かっているので、安心して、この「グルーヴ感」獲得を目指して、日々頑張って貰いたい!

ジンガには筋肉も必要!2023/12/08

ジンガは、相手からの当たりに負けないためにも、より重心を落とした方が良いと思う。
そのためにも、筋肉が付く時期(高校生以上)になったら、普段からモモの筋肉を鍛え、より低い重心でジンガを練習して貰いたい!
低い重心になることで、当たりに強くなり、相手を飛び込ませないばかりか、動き出しも速くなると思う。
そして、その際も、勿論ボールに触れる足首は脱力させ、ボールを吸い付かせて貰いたい。
このように、ある時期になったら、上手さの土台には、筋肉が必要になってくると思う。
Like a MARADONA!

足裏ロールの勧め2023/06/10

様々な試合、練習の映像を見ていて…ドリブルやキープでは、もっと足裏ロールを使った方が良いと思う。特に、密集地では!
インサイドや、アウトサイドでも(どんなに細かいタッチでも)、ボールはどうしても晒されてしまう(タッチした足に重心が乗った瞬間、ボールはその足の更に外側に置かれるため)。
しかしながら、足裏ロールの連続なら、ボールは決して晒されない!まだ進行方向側に自分の逆足があり、更なる連携が出来るので…
…なので、フットサルは勿論、サッカーにおいても、試合や練習中の超密集地でのドリブル、キープは、インサイドやアウトサイドは極力使わず、足裏ロールを多用して貰いたい!
この超密集地を歩いて克服出来れば、試合中のその他の場面は、全く恐くはないし、将来にも大いに期待が持てると思う!
なお、基本の足裏ロールから次に派生する様々な展開、パターンは、私の教室で紹介している。

皆ジンガCのインサイドはもう直さないのですか!?2023/04/28

SNSを見ていると、数多くの選手達が、私の開発したジンガを練習してくれている。
それは、有り難いのだが、ほとんど皆、ジンガC、ジンガABC、及び、スーパージンガの際、立ち足後ろにボールを通す時、ほとんどインステップではなく、インサイドになってしまっている。
しかも、ある程度、ジンガの足運びが染み付いている上級者までもが、相変わらずインサイドを未だに使用している。
私の開発したジンガは、もう私の手を離れ、独り歩きしてしまっているのだろうか!
なお、インサイドにしてしまうことで、様々な短所が発生してしまう。
●奥行きがなくなる。
●一歩一歩の移動距離が短くなり、コジンマリとしたジンガになってしまう。
●次の動き出しが遅れてしまう。
●重心が高くなってしまう。
●一連の動きがスムーズではなくなる。
●見た目に違和感を感じる。
…まだまだ、あるかと思う。
…そもそも、私の開発したジンガは、インステップで足の後ろを通し、上半身の動きが下半身の動きをリードし、その柔らかく繊細な上半身の動きで駆け引きをし、強烈な緩急があり、そして、上下動がなく優雅に踊るような動きを理想としている!
皆、恐いだろうが…
勇気を出して初心に戻り、先ずは、後ろ通しをインステップに変えて頂きたい!
そうしたら、明るい未来に変わるかも知れない!