ドリブルとリフティングの関係2010/02/11

ねぇねぇ リフティングの猛練習してる?
「ドリブルが巧くなるためにはリフティングは関係ない!」
ほとんどの人が、そう思っているのではないだろうか!

私は、ドリブルとリフティングは大いに関係があると思う。

一回一回のボールを押し出す距離、方向、回転の有無の感覚はリフティングそのもの。ドリブルは、まさに水平方向のリフティングではないだろうか!


また、ドリブルには「速いドリブル」と「遅いドリブル」がある。

ピッチサイドや閑散地での「速いドリブル」のボール扱いは、もはや意識ではなく、感覚でのボール扱い。だから、リフティング練習によって、根本的に柔らかい足首を獲得し、ボールを完璧に支配しなければならない。

また、ピッチ中央の密集地での「遅いドリブル」においては、上半身の揺れが必要不可欠。スペースがない分、相手の重心移動を利用し置き去りにしてから抜くしかない。そして、この重心移動を誘うのが、自らの上半身の無意識の揺れなのである。この揺れは、上半身での半端ないリフティング猛練習によってしか獲得出来ないだろう。
この無意識で自然な揺れがあるのが、ペレやマラドーナ、ロマーリオ等の超スーパースターだと思う。

この上半身でのリフティング猛練習によって得た感覚は、出来た者にしか分からない、不思議な感覚。

どうか、このリフティング猛練習をせずに、リフティングを軽視しないでほしい!


(リフティングについては、また後日…)