ブラインドサッカー日本代表強化合宿での指導 ― 2011/02/15
先日の金・土曜、茨城の筑波にある筑波技術大学春日キャンパスにおいて、ブラインドサッカー日本代表強化合宿が実施されました。
私も、この合宿に参加させていただき、自らの技術を選手たちに伝授することができました。
初日は雪が降り、最悪のグランド・コンディション。先ず練習前に、選手・スタッフ全員でピッチの横にサイドライン兼用のクッション素材のフェンスを設置します。
練習での各選手は、課題とされていたドリブルやパス・1対1の練習に、懸命に励んでいました。
私も、実際、多くの選手と1対1で、対戦させてもらいましたが、皆、目が見えないとは思えない程のキープ力。しかも体幹がしっかりして、力強さを感じました。
2日目は場所を体育館に代え、徹底した個人技の練習。午前の3時間弱、私は、様々なボール技術を紹介させていただきました。
十数人の選手それぞれには、皆、晴眼のスタッフが付き、私の試技を、一つ一つ手取り足取り伝えていただきました。
ブラインドサッカーの選手にとっての課題の一つは、ボールに付けられた鈴の音を、いかに鳴らさないでボールを前に運ぶか…で、そのためには、ボールを蹴るのではなく、上半身の揺れ(ウェーブ)を使い、ボールに長く触れる必要があります。
さらに、ボールを見ずに、数人の相手に対して、キープする足技(私が考案したジンガ)があれば、最強ではないでしょうか!
今回の合宿で紹介した技術を磨き上げ、今年11月~12月頃に開催されるアジア大会に優勝し、ロンドンパラリンピックの出場権を勝ち取って下さい!
今後、ブラインドサッカー日本代表の動向に注目あれ!
日本ブラインドサッカー協会HP
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