メッシ、数秒間に何回もキックフェイント ― 2021/11/13
「メッシの代名詞とも言える右サイドからの仕掛けは、彼の高い技術が集約されている形だ。細かいタッチと数秒間の間に何回もキックフェイントを入れることで、相手DFを自分の間合いに入れさせない。」
この「数秒間の間に、何回もキックフェイントを入れる」のは、単に足を何回も後ろにテイクバックすることではなく、「上半身の脱力に伴う胸の小さな動き」によるものだと思う。
メッシは、ボールにタッチする毎に、その寸前、胸を小さい張っているのだと思う。
胸を小さく張ることによって、シュートフェイントになっており、しかも、無意識に行われていると思う。
…そして、メッシの全てのボールタッチの寸前には、必ず胸の小さな動きが行われているので、メッシの試合中の全ての動きが無意識にフェイント掛かっている。
なお、この寸前の上半身の小さな動き、揺れは、普段のメッシの歩き方にも表現されており、特にメッシの幼少期の歩き方には、より顕著に表れている。
なお、この上半身の脱力、揺れは、歴代の全てのスーパースターに共通している。
そして、上半身の小さな揺れを伴う、全身の
脱力感は、先天的か後天的かというと…
歴代のスーパースターの多くが、先天的であると思うが…
後天的に、上半身を含む全身を脱力させるためには、特に上半身の各部分での徹底的、長期的なリフティング練習でしか獲得出来ないと思う。
最近のコメント