後ろへの蹴り方2020/11/03

今回は、目の前のボールを、後ろに強く蹴る方法を紹介したい。

例えば、目の前のボールを、右足で後ろに強く蹴るには…

先ず、目の前のボールに対して、最後蹴る足とは逆足の左足でステップオーバーし…

その足の着地後、体を左に回転させながら、右足、左足(蹴るための軸足)とステップし、最後、右足で強くボールを蹴る。

ポイントは、この4ステップでリズム良く回転すること。

そして、更なるポイントは、この時、もし相手を背負っていたら、左手を張り相手を押さえながら回転した方が良い。

因みに、この蹴り方は、ボールが止まっている状況だけでなく、ボールが動いている状況でも、同じように活用出来る。


この蹴り方は、ペナルティエリア内で相手を背負っているFWや、相手を背負いボールを自陣方向に追っているDFには、特に有効である。

ロールでダッシュ2020/11/10

試合中、密集地において、アウトサイドでダッシュすると、どうしても、最初のタッチでボールが離れてしまう。

これでは、相手に、ボールとの間に体を入れられ、取られてしまう。

そんな時は、ロールでダッシュ!

具体的に、右足の裏でダッシュする際は、先ず、左足を右足の後ろに移動させ、体が左に傾くのを利用してダッシュすると、踏ん張らずスムーズに移行出来、その後、右足裏で連続的にロールする。

しかも、ロールは、その都度、足首を曲げてアウトサイドでしっかり止めることで、ボールは常に足首に張り付いている状態になり、密集地のダッシュとしては、申し分ない!


どうかお試しあれ!

岡山遠征2020/11/12

明日11月13日(金)~19日(木)まで、岡山に遠征致します!

今回も、独自の柔らかい技術と様々な個人戦術をご紹介致します!

私の教室に参加を予定している子供達は、どうかご期待ください!

土屋健二

土台の柔らかいタッチ(ボール扱い)2020/11/20

先ず、全身での柔らかいタッチ(ボール扱い)を身に付け、試合中、どんな状態になろうが(たとえ体が吹っ飛ばされようが、ダッシュしようが…)、ボールが無意識に足だけでなく全身から離れなくなる(張り付く)のが、究極の理想である。

そのためには、全身でボールと長い時間戯れ、全身が完全に脱力出来るまで圧倒的にボールに慣れなければならない!

そして、この土台の上に、フェイントなり、ドリブルなり、シュートなり、パス等の様々な動作があると思う。

この土台なくしての様々な動作では、正確さがなくなったり、アドリブも利かず、そして、何より余裕がなくなってしまう。

だから、先ず、全身での柔らかいタッチ(ボール扱い)を、優先的に身に付けるべきではないだろうか!

最後までコテコテ!2020/11/23

ショートパスとドリブルで試合を戦うチームが、身体能力のあるチームと戦う際、最後のシュートまで、コテコテしてもらいたい!

中盤までは、ショートパスとドリブルを組み合わせコテコテしているのに、ゴール前になると、逆サイドへの長いパスやスペースに味方を走らせる長いパスを出しているチームがある。

長いパスを出した時点で、もはや、身体能力を活かした相手チームのペースになってしまうような気がする。

何しろ、相手チームは、長いパスに対しては、超得意なのだから…

やはり、相手チームより技術力があるチームは、最後のシュートまで、コテコテでいってもらいたい!


その方が、得点の可能性が数段高まると思う!

ジンガの上下動2020/11/24

今まで、ジンガをする沢山の子供達を見たが、その多くが上下動があり過ぎている。

私が開発したジンガは、常に頭の高さが一定である。

つまり、頭の上下動を、上半身の揺れによって抑え込んでいるのである。

頭の上下動があると、頭が上がった時に、移動が遅れてしまったり、相手の圧力に弱くなってしまったりする。

また、頭の上下動があるジンガを、私は、シャカシャカ・ジンガと呼んでいる。

ウインドブレーカーを着てジンガをやった際に、その上下動によって、『シャカシャカ』という音がするので…


…なので、ジンガをする際は、上半身を伴う全身を揺らして(脱力して)もらいたい!

P.S.理想的なジンガの動画は、こちら!
http://bit.ly/2TeMSZ0

マラドーナ、死去。2020/11/26

未だに、信じられません!とても、とても、ショックです!

約40年前にマラドーナに憧れて以来、彼の全てを真似、彼に少しでも近づくように、日々、彼の映像を見て、トレーニングを続けて来ました!

そして、今日の訃報を聞き、マラドーナに会うという夢もなくなってしまいました!

また、今日のマラドーナの死と共に、マラドーナの理想的なボール扱い、動き方も、人々の脳裏から徐々に消え失せてしまうのであろうか!?

…だが、私は、マラドーナのボール扱い、動き方を、今後も変わらず、突き詰めていきたいと思います!

マラドーナの情熱、魂は、今後も、私の心の中にあり続けます!


心より、マラドーナのご冥福をお祈り申し上げます!

土屋健二

右脳のサッカー2020/11/30

左脳は言語を司るのに対して、右脳はイメージの世界を描く。

情報処理能力で言えば、左脳のスピードはゆっくりで、右脳は一度に大量の情報を処理でき、しかも速い。

リラックス状態では右脳が働いているそうである。見える意識は左脳にあり、潜在意識は右脳にあるという。

…なので、サッカーは、右脳を活用した方が良いと思う。

そのためには、日頃から技術を反復練習し、また、各場面でのボール扱いを伴う動き方を繰り返しイメージし、右脳の潜在意識に刻み込んだ方が良い。

その結果、試合中は何も考えずリラックス出来、勝手に体が的確に動いてくれると思う。

また、右脳の鍛え方は、他にも沢山あるので、各自検索してほしい!

なお、右脳に繋がっている左半身を鍛えても、右脳の強化になるという。


因みに、「頑張れ!」と言うと、左脳が働き始めるそうである!